はじめまして。
世の中たくさん不倫話し、不倫ブログあるかと思いますが
私も幸か不幸かそういう状況になりどこかでこの幸せであり
苦しみを語ってみたい単純な動機で書き始めます。
いろんな方の投稿も見たい気がしますがあまりきつい事を
言われるとめげてしまいそうなのでどうかお手柔らかにお願い
申し上げます。
それでは第一回目のブログ始めます。
私は40代後半のしがないサラリーマンのおやじです。
身長180cm、痩せ型、まあそこそこイケ面だと思います。
今で言うところの草食系のルックスだと思います。
(何か偉そうですが子供の頃から良く言われるし
今も良く言われるので。でも若い頃クラスで目立つ訳でもなく
どちらかというと女子に気も悪がられるタイプだったと思います。)
ですが高校生のころまでモテた事はありません。
どちらかというとオタク系だったからだと思います。
(当時オタクという言葉はなくネクラとか暗いというのはあったと思います。)
大学生になってメジャーなサークルに入り出会いが
多くなって、周りから言われて気が付いたらそこそこ
イケる自分がありました。
だけど人並みに数人の女性と交際し、30歳で最愛の女性と
結婚しました。
その後仕事が激務になりいつしか20年近くの歳月が経って
しまっていたのです。その間妻以外の女性と2人で食事や
飲みに行くことどころか出会いなんか全くありませんでした。
そういうものだと思ってました。
そんなある日運命のあの日が来たのでした。
私はこの20年弱営業マンとして雨の日も風の日も土日もあまり
気にせず深夜までの接待等家庭を顧みずクソ真面目に働いて
きました。
それは今は亡き尊敬する上司の教えと若いうちに一生懸命がんばって
年をとってから楽をしたいという純粋な気持ちからでした。
ですが御多分に漏れず、不況と社内の力関係により私は負け組みの
状況に置かれていました。
あれは約2年前の年末で会社の納会の飲み会の後、中野のスナックに
当時の先輩社員に連れられ数人の社員と飲みに行ったのでした。
10時過ぎまで中野の和風スナックで興味のない話しに耳を傾け
適当に相槌を打ってました。
リーダー格のC先輩が歌舞伎町行くぞ、と言い出し私を含めて4人の
メンバーはタクシーではなく電車で中野から新宿まで向かったのです。
そのC先輩は社内でも風俗好きと噂があり、離婚暦もある人でしたので
キャバクラ行きは確実だなと思いました。
私は正直キャバクラやスナック等女性がいる店はあまり好きではありませんでした。
理由の第一は話しをしなければならない事。そして盛り上げなければならない事。
どうして面白い話しをして盛り上げなければ ならないのでしょうか。
とても無理です。
でもそれが出来ないと何かこちらがダメな人間のような雰囲気になってしまうので
それがイヤなのです。
営業マンでありながら私は正直あまりお喋りが得意ではない、好きではないという
性格なので。 高い金を払ってまでそういう店に行くのは極力避けていました。
もちろん接待ではさんざん行きました。でもクライアントが楽しそうに話し始めるのを
見て、安心してから私の相手の女性をほぼ無視状態で寡黙になるのでした。
そんな私でしたが一人逃げる事も出来ず年末の小雨が降りしきる、それでいて
ごった返した歌舞伎町に向かって行きました。
中野からの中央線は深夜で上りにも拘わらず朝のラッシュのような混み具合でした。
そして新宿駅で吐き出されると各自が居る事を確認して地下から歌舞伎町に向かい
ました。
サブナードを通って靖国通りを越えて地上に出るとそこは一番街の入口でした。
そして風俗好きのC先輩のあとをみんなで雨の中つき進んで行きました。
そんなに奥深くではなく、むしろすぐの雑居ビルの中に入っていきました。
そこがあの運命のキャバクラだったのです。
先輩は慣れたもので、というか良く来るみたいで早速店の入口で指名する女の子の
名を告げてました。
私は気が進まなかったけど付き合いなので極力楽しそうに振る舞い壁に貼られた
人気嬢の写真を見て大げさなリアクションをして同僚や店員に私なりの気を遣って
いました。
店は年末の最後の日で大変な混みようらしく他の客と一緒に10分くらい待たされました。
そしていよいよ私たち4人の番が回ってきて薄暗く大音響で男女がごった返す大箱の
店内に案内されました。
暗くてよくわからないけど女の子が数十人いるような大きな店で大変な賑わいでした。
まあ適当に時間を潰してC先輩に隠れて帰るつもりだったのですが
女の子が来るのを待ってました。
いよいよ来ました。あまり期待してなかったのですが
胸の大きいいポッチャリ系の色っぽい女の子が来ました。
顔もそこそこ可愛いです。
「はじめまして~●子です!」からはじまり、名刺を貰い、(私は渡さず)
適当に相手を褒め、何となく 話しをして時間が過ぎました。
しばらくするとボーイさんが呼びに来て●子さんは「ごちそうさまでした!」
と言って他の席に行ってしまいました。
別にいつものキャバクラのありふれた光景です。
指名なんかした事ないし、仕事で仕方なく行くだけだったので何が楽しい
のか、高い金払ってバカじゃない?くらいにしか思っていませんでした。
殆ど接待費でしか行ったことないので自腹の時はなるべくワンセットで済ませて
いる事が殆どでした。
それからしばらく待っていると薄暗い店の中で次の女の子が不意に立っていました。
ボケッと見ているとその子は隣に座りながら「今、目が合いましたね!」 と
言いました。
そう、この娘です!
運命の女性とこうして私は出会いました。