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とりあえず、勉強しなきゃ志望校に入れないってことはわかってた。

でも、なぜかやる気が出ない。

そんなこと思ってた時に、絵美の言葉で俺は変わった。


―――やる気を出そうとしたら、やる気なんて出ない、

     やる気が出ている自分を想像すれば、勝手にやる気が出てくるんだ―――


この言葉で俺は、絵美に気付かされた。

(俺は、やる気を出そうと気を付けてた…)

それを気付かされたのは夏の初めだった。

もう少し遅ければ、間に合わなかったかもしれない。

「ありがとう、絵美…」

小声で俺は呟いていた、、、


――――――4/7 入学式――――――


急ぎ足で家を出た俺は、偶然、絵美とであった。

「おはよう、健!」

「ああ、お前も寝坊か?」

「何が?今日は9時登校だよ?」

そうだ、もう中学じゃないんだ…

「え、あそっか」

(もうちょい寝てりゃよかった)

「じゃ、ちょうどいいから一緒に行こうよ~」

「やだよ、恥ずかしい」

「なんで?」

「そりゃそうだろ」

「あ、知らないんだ~。この学園、付き合ってるほうが当然なんだよ」

「は?」

「極端に言えば、彼氏とか彼女いないと、いじめられるかも」

「そうなの?」

「うん」

そんな事実を知らされた俺は、この学園生活で、

どのように変わってしまうのだろうか、、、