私が以前から書いていたブログ(便宜上、オモテのブログと呼びます~)は、田中芳樹氏をはじめとする作家のマネジメントをする会社の経営者として、どちらかというと公式の広報活動に類するものがメインとなります。で、せっかくアメブロを始めたのですから、もう少し肩の力を抜いた内容も入れてみようかと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、田中さんは大の映画好き。ハリウッドの超娯楽大作から、マイナージャンルの「変な映画」まで、ずいぶんと幅広くカバーしています。
先日、田中さんと映画の話をしていて、英語字幕の質が落ちている、という話になりました。
まあ、某女史のトンチンカンな字幕はさておいて、物語の内容をきちんと見ている人に伝える、そのために、いかに字幕翻訳家というのは力量が要求されるか、というような話だったのですね。
そのなかで、ナポレオンの戦いを描いた古い洋画の話になりました。おそらく、1969年に公開された「ワーテルロー」だと思います。
田中さんが映画館で見たとき、ナポレオンの進撃ルートを地図上で示されたウェリントンが、片手で口元を押さえながら、「ヤツは戦争の天才だ」と呟くシーンがあったそうです。それが、テレビで放映されたときには、「どうしてヤツがここに」というような訳になっていたとのこと。原文に当たっていないので、どちらがより忠実な訳文かどうかは不明なのですが、田中さんとしては、この「戦争の天才」という単語が強く心に残ったのだそうで。
後日、田中さんが『銀河英雄伝説』で、ラインハルト・フォン・ローエングラムを「戦争の天才」と表現しましたが、出典はここにある、とのことでした。
これ、実はここで初めて書いた話です。はい。