ホークスとのトレードが成立。

 

IN     デジョンテ・マレー

OUT ラリー・ナンス

    ダイソン・ダニエルズ

    2025年の1巡目指名権(LAL経由)

    2027年の1巡目指名権(ペリカンズ保有かミルウォーキー経由のものどちらか)

 

アトランタ側にとってのこのトレード

ナンスは重要ではないだろうから、「将来的にa good wing playerになる可能性がある若手」とドラフト1巡目指名権二つ(どちらもさほど好順位にはなりそうもない)でマレーを放出したことになる。うん、まあ、マレーの価値はそんなもんかな(若干安いか?)。

 

ペリカンズにとってのこのトレード

何がなんでもほしかった有力PGをこのトレードでゲットできたのは大きい。マレー、CJ、イングラム、ザイオンと、全体的なタレントレベルはアップした。ドラフト指名権は当然大きな資産だが、2025年は自前のものは残っているわけだし、そんな痛手ではない。

 

それなりに問題なのは、ナンスの放出。ペリカンズ的にナンスは貴重だった。唯一まともに守れるビッグマンだったので。ただまあ、ショットブロッカーではなかったし、他で補えるのであれば、放出は致し方ないか。サラリー的に彼を含める必要があったのだろう。

 

これで中心となる選手は、

 

PG  マレー, アルバラド

SG  CJ, ホーキンズ

SF  イングラム, マーフィー

PF  ザイオン, ジョーンズ

 C   ??, Missi

 

あと試合に出てきそうなのはナジくらいか。ホーキンズが伸びれば、ウィングは層が厚い。過剰なくらい。

 

一方、インサイドはかなりきつい。ここではジョーンズをPFの控えにおいてみたものの、基本ウィングで仕事をしている選手。マーフィーやジョーンズがPFに入る時間があるとしても、純粋なビッグマンが守れないザイオンとルーキーセンターだけでは厳しい。バランチュナスがいなくなるなら、ビッグマンが絶対必要。

 

となると、放出が噂されるイングラムと交換でビッグマンを獲得するというプランは当然の成り行きとして出てくる。SFはジョーンズをスタートさせて、イングラムと交換でクリーブランドのジャレッド・アレンあたりをゲットできればバランスはとてもよくなる。