年々増え続ける精神疾患患者
なぜこんなに精神疾患患者が増え続けるのか。
色々な人が社会に起因するのだと言っていますね。
それは一理あるのかもしれませんが、私には今の時代がそれほど悪い時代だとは思えません。
ブラック企業問題や若者が未来に期待を持てないなど問題はあるにしても、昔からその時代時代に問題はあったわけですし、昔よりも改善されているところも多くあると思います。
それよりも、ちょっとしたことで精神科や心療内科を受診するようになったという社会の風潮から来るものが大きいのではないかと感じます。
「精神病」と認定される人達が増えたということです。
精神病と認定され、周囲からの考慮や社会的援助が受けられるようになる、それ自体はいいことなのかもしれません。
しかし精神病と認定されれば必ずと言っていいほど薬物療法を受けることになります。
薬物療法で精神疾患が良くなることはありません。
できるのは一時的に症状を抑えることだけです。
それを医療関係者も行政も、まるで薬を飲めば全てが解決すると言わんばかりに薬物治療を推奨しています。
これがさらに精神疾患患者を増やすことになるんですね。
薬物療法は病気を治さないばかりか、継続して服薬していくことでさらに脳機能を低下させ、今までできていたこともできなくなったりします。
体にも悪いですし、マイナスの部分が大変大きい治療法です。
さらに脳に作用する薬というのは一度飲むと止めるのがとても難しいです。
精神薬が登場してからその便利さゆえ治療者も患者もこぞって利用するようになり、精神薬は世界的に蔓延しました。
精神疾患患者は日本だけでなく世界的に増えているんです。
これはなぜでしょう。
世界全体社会が悪くなっているということなのでしょうか。
そうではないでしょう。
精神疾患患者が日本でも世界でも増えている理由、それは精神薬が蔓延した為に治らない精神疾患患者が増え続けたからだと思います。
精神薬は一回飲み始めると止められなくなるので、一度精神科を訪れた患者は一生精神科に通うことになり、精神科につなげようとする行政の後押しや精神科の敷居が低くなったことで、新しい精神不安定の患者さんが精神科を訪れ薬を飲むようになり、本物の精神疾患患者となってしまうからです。
精神薬は精神疾患患者を増やします。
そして精神病を治すことはありません。
世界中で精神疾患患者が増え続けているのがその証拠です。
精神疾患患者が増え続けるのが社会に起因するのであれば、もうそのことについて世界中で話合った方がいいですね。
私はそんなことをするよりも、薬物治療を止めた方が良策だと思いますが。
それにしても、3年ごとに精神疾患患者数を調べていた厚生労働省が、具体的な数を発表するのをH.26でストップしてしまったのはなぜなんでしょうね。
増え方が急激すぎて、流石にマズイと思ったのかな?

にほんブログ村

にほんブログ村