未来記事で

 

前日までに 作成したものです

 

m(_ _)m

 

 

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プロフィールや紹介は後方にあります

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坂村真民さんの詩

 

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業病ゆえに


わたしの一番身近にいて
わたしを一番助けてきたのは
わたしの五臓六腑である
そう気づいてから
わたしは毎晩
仏さまを拝んだあと
五臓六腑さま
この弱いわたしを
よくぞ今日まで
延命させてくれました
更に大願成就のため
御加護を切念しますと
祈願しだした
それからというもの
悩み苦しんできた業病にも
感謝するようになった
それはつまり
業病があるということは
わたしが生きているしるしなのだと
思うようになったからである

ああ 業病ゆえに
わたしの祈りも強くなり
もろもろの加護が
はっきりと見えてくる



* 業病(ごうびょう)
  前世の悪業(あくごう)の

報いでかかるとされた
  治りにくい病気。難病。






空っぽになれ


空っぽになれ
空っぽになれ
空っぽになると
風も自由に
吹き抜けていく
諸物諸菩薩も
自由に通ってゆかれる
いろいろの
いきとしいけるものが
自由にゆききする
そしてその時
わたしの詩が生まれる

空っぽになれ
空っぽになれ
タンポポの茎のように
空っぽになれ
風よ
リンリンと
よいひびきを立ててゆけ
ピカピカと光ながら
吹き抜けてゆけ

 

 

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真民さんの詩は いい

 

いつまでも 心に残る

 

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まめ助

 

 

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坂村真民さんのこと

 

熊本に生まれ、8歳のとき父親逝去、5人兄弟の長男。

母親を助け、困難の中、今の皇學館大學を卒業。

朝鮮にて教職に就き、終戦後、愛媛県で高校教員。

65歳で退職後、詩の世界(仏教詩人)に入る。

平成18年12月11日永眠(97歳)。

 

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