最初からステロイドなしで治療を?
いいえ。昔は使って「効いた効いた」と言っていましたよ。1974年から80年頃に外用ステロイドの害は知られるようにはなってましたが、皮膚学会としては、化粧下地のような使い方は危険をであることを広報した以外は、ほとんど何も対策をすすめなかった。当時は非常に強いステロイドを外用剤として開発していた時期で、私も治験をしていましたが、副作用については目を向けてなかった。でも途中でおかしいと思いました。今は違います
おかしいと思ったきっかけは?
1980年頃、全身にひどい丘疹があって成長も遅れているという二歳の子がいました。尋常性乾癬と診断されていましたが、その子を見たときに尋常性乾癬ではないと診断できました。
低身長、低体重といったステロイドを内服しているような副作用があったので、そのままだと成長障害が起こるということで、ステロイを止めた。止めたら最終的にその子の肌はきれいになったんです。
やめたらきれいになるって、どういうことかと考えたら、要するにステロイドが悪いんだとなりました。
その後も湿疹がなかなかよくならない子供を診ていると、大体ステロイドを使ってました。そういう子も止めたらよくなったのです。



こんなに良くないステロイドを何故日本ではまだ平気で簡単に使うのでしょう。短期の子は良いかもしれませんが。医療って、何十年も実績を踏んで問題を患者側が噴出させない限り問題になりゃしない。
私たちは声をあげることが必要ですね。
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