ステロイドを止めると滲出液が出て、皮膚の表面が湿っぽくなる。亀裂も起こるし、赤みや浮腫が強くなるというステロイド離脱症状が起こります。そのときに、ステロイドをやめても保湿剤を使っていたら、なかなか赤みがとれないということが現実に起こっています。
名古屋市立大学で私たちが行った調査では、ステロイドを中止した100人のうち10人は状態が軽く、保湿剤を使っていても赤みが消えました。
でも90人は赤みが消えなかった。そのような人の赤みは保湿も止めたら消えていきました。
保湿を止めるとステロイドを止めた時と同じくらいの滲出液、亀裂、落屑などの強い離脱症状が起きる。しばらくすると、乾燥でガサカサになる。
そのあと正常になっていく。
従って、保湿依存状態が存在するということが言える。

脱ステロイドの治療は、皮膚を依存の状態から自然治癒の方向へ持っていく
ということ。だから、ステロイドを中止しても保湿剤を使っていると、皮膚は保湿剤に依存したままで本来の機能を取り戻せない。要するに保湿剤を使っていると、ステロイドの影響が残っているようなものだといえます。

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