今日の天気予報は、雪。
事前に、「雪だったら、お休みします。」と伝えてある。
車のタイヤがツルツルで、近いうちに、新しいのと交換する予定。
こんなタイヤで、走ったら、滑ってしまうかもしれない。
危険を冒すことは出来ない・・・。
しかし、道路をほんの少し湿らせただけで終わった。
出勤すると、主任が、「雪にならなくて、よかったですね。」ときた。
「はあ…」と答えたが、 良かったのは、人員確保が出来た主任の方だ。
イケメン玄太が、「来る前に、これだけ縮めておいたからね」と手伝ってくれたことを強調した。
「ありがとね。助かるよ」
イケメン玄太は、今日、とってもご機嫌なのだ。
付き合っている彼女からのプレゼントを、嬉しそうに見せてくれた。
2人の危うい関係を危惧しているが、本人は、楽しそうにやっているので、見守るしかない。
今日は、やることが多く、主任も、「任せても大丈夫ですよね」・・・。
売れ残った商品が、いっぱいあるし、品出しもあるし、売り場変更もあるし、値引きもあるし・・・だよ。
「はあ・・・」と生返事。
大丈夫です・・・などとは言えない。
社員さんに、「これどうしますか? 結構な数ですよね。」
「困ったなあ…○○円にして、売ってください。」
「へ~~~い」
かなり安くなったので、お客さんにアピールすると、5分で売れた。
そのことを、社員さんに伝えると、ほっと溜息をつきながらも、ニヤッとした。
その後、黙々と作業をしていると、高校生の、E君がやってきて、「手伝いましょうか?」
「もう、帰る時間だから、大丈夫だよ。」
「一つぐらい、台を持ってきますから。」
「それじゃ~~~、1台だけお願いします。」
作業を中断して、台を持ってくる時間も惜しかったので、大助かり。
礼儀正しく、フレンドリーなE君に、脱帽。
しばらくすると、大学生のS君もやってきて、手伝ってくれた。
矢継ぎ早に支持されたことをやりながら、いつもの業務もこなすのだから、時間内に終わるか心配だった。
でも、S君が来てくれたから、もう安心。
S君は、今年も、働ける。
優しくて、気がつく青年と、一緒に働けるってことに、感謝。