取り敢えず、不穏な空気のまま一緒に暮らしていくことにした。

やらなければいけない事は次々に迫ってくる。


中学校の学区を変える説明会に行った。

今の中学校でなければ通えるかも。本人もそうしたいと言っている。

説明会には思ったより多くの親が来ていた。

私のような理由の親もいたが、市内で学力や部活動のレベルが高い所に移りたいという理由の方もいた。

このまま進学すると、その方達が行きたい学校。

うちの子は、そんな恵まれた環境なのに、行くことが出来ない。

どうして、こんな事になってしまったのか。

友達をつくり、皆と勉強し、部活動をする。

中学生の当たり前。

今思うと、私の当たり前。


当たり前がそうでなくなった時、息子の当たり前は何なのか。

全くわからない。

しかし、息子が希望する学区の中学校に通うには少し遠くなる。

今でさえ、起きられないのに行ける気がしない。

小学校を転校して、今結局不登校。

転校した意味はあったのか。

これでは、また同じことの繰り返し。

説明会に参加してから、考えた。


5年生は何とか自主学習をしていたが、6年生の勉強は全くしていない。

中学校での勉強についていけないし、不登校だった息子のクラスに馴染もうとする意欲の低下、そして、問題となる一緒に物事を進めていく事の苦手を持った発達障害。


先生方に言われたように、支援学級を選択するのが息子の為なのかも。。。

息子の人生をら変えてしまう決断。

自分のことなら、何でも決められるのに。


息子との関係が悪い中、支援学級の見学を一緒に行ってみる。

息子は、同学年以外とは優れたコミュニケーション能力を発揮する。

支援学級の先輩は、とても優しくフレンドリーに接してくれた。


やっぱり息子が友達と、楽しく話している姿は親として嬉しい。少しでも笑っていて欲しい。


数回、見学に行きその度に歓迎され、息子も中学校は支援学級に入る事を了承した。


仕方ないよね。もう他の道は無いから。

私は心で何度も繰り返した。

支援学級の先生もそれが本人の為だと言う。


支援学級に入る審査の面談は、息子が不穏状態でやり取りも上手く出来ずサクッと決まった。

なんだか、最後の賭けに負けた気分だ。

発達障害の診断があるのだから決まって当然なのだが。

私と息子の関係も上手く行っていないし、行きたくもない所に連れて行かれて眠いし、いつもこういう大切な時に発達障害の特性が出てしまう。


私の胸のザワザワは消えない。