外はサブイ、今は冬。
風立ちぬ、今は冬。
巡り巡って今は冬。
オレは22、もうすぐ23、ふと思ったりする。
きっと23と言えば楽しみは多いのだろうなあと。
たまにいきなり、ふと思ったりしてしまう。
例えばそう、欲しいもんなんて山ほどあってね、そのために頑張ろうとかね。
なのに手に入れられない。
「頑張りが足りてないんじゃないか」と自分に言い聞かすクセはついた。
でもどう考えても「手に入れてる周りの連中に引けを取らないくらいには頑張ってるよオレゼッタイ」という結論に辿り着いてしまうのだ。
家とか高級外車とかいう話じゃなくね、そういう話じゃなく。
これだけ頑張ってるオレなのだから、せめて帽子の1つや2つ、ジーパンの1本や2本、新譜レコードの1枚や2枚は定期的に手に入れられるはずじゃないのかってこと。
こんなものすらも手に入らないのだ。
だから、オレと同じくらいか明らかにそれ以下の頑張りでなんの不自由もなく手に入れてる人に、同じ目線で喋ってこられると殺したくなる。
あ、いや、ちょっと口が悪かったかな。
グーで殴りたくなる。
確かによく言われるよ、「オマエはそういう星なんだ」って。
実はこれが有り難いし救われる。
こういうことを言ってくれる人は少なからずオレのことを尊敬してくれてるからだ。
言葉の裏に「誰にでも真似できることじゃない」「知ってるよちゃんと、オマエすげえよ」という意味が垣間見れるからだ。
要するにオレだって悪魔の子じゃないってことなのだ。
生身のババアから産まれてきた等身大の若者、たまには褒めてもらわないと頭がヘンになる。
ああ、こんなダサイ文章を書いてるうちに外は暗い、今は夜。
風立ちぬ、今は冬。
巡り巡って今は関西。
オレは若い、嫌な若さだ、ふと思ったりはする。
