Episode17☆告白

突然Ｋくんがうちにやってきた


やばい散らかり放題だっ～



あちこち片付けたけど
外で待たせるのも限界があり、諦めて部屋に入れた。


明日東京マラソンだね頑張ってね



と、取り留めもない話をしていた。



すると、



Ｋくんが



これからどうする？


俺は好きなんだ



私はとっさに



よくわからない
と答えてしまった。


好きでいてくれてるとは思ったけど、それだけで、まさか、11才も上の女性を彼女の対象として見てるとは思わなかった


いま付き合ってる彼氏とは別れようとは決めたけど、Ｋくんのことはこれからって思ってたから



気が動転してしまった。



Ｋくんには魅力を感じるしとてもタイプ



けど、11年の差は大きい。


正直頼りたい。
守られたい。
大事にされたい。



だから、精神的にお子ちゃまは困る



今までの人は釣った魚にエサやらないタイプが多くて、それも困る。



何より浮気のトラウマが消えず、信用するのに時間がかかる。



などなど。


嬉しいはずなのに、もう傷つきたくないって気持ちのほうが大きくて、


よくわからないけど、たくさん話をしていた。



ずっとうなずいてしばらく話を聞いていたＫくんがひとこと。



それなら、しばらく様子みて
絶対好きにさせるから。
大事にする。
それで、付き合いたいと思ったら、その時ちゃんと言って。
ダメだったら断ってくれていいから。



と。



そう言われて、すんなりＯＫして、(仮)付き合いが始めることにしました。




彼にはマラソンが無事終わったら正直に話そうと決めて、就寝