あらためまちて
おめでとうごじゃいます
年末忙ちかったお兄ちゃんは
お家(実家)に帰らず
大晦日から紅玉に泊まりに来ています
新しい年の始まりの初日の出は
縁起が良いんだっちぇ
皆で初日の出を見て
その後、近所の神社で初詣
おみくじも引いちゃの
松岡邸に戻ったら
豆屋さん達も来てて
皆でお雑煮とお節を食べまちた
皆もお雑煮食べまちたか?
(焼餅も美味ちいよね)
お餅、沢山食べちゃったの
だから、皆で
凧揚げや羽根突きをやったよ
「さとし君、そろそろ本題に移らないと」
「そうだっちゃ
まじょさんにたのまれてたの
クリスマスイブのまつおかていに
タイムワープちてねって」
「やり方は知ってる?」
「うん、さっきおおちゃんがおちえてくれちゃ」
松岡邸のホールの暖炉前で
大ちゃんから魔法の杖を渡されたさとち
ニコニコ顔で魔法の杖を掲げます
「それを使うんだ」
お兄ちゃんはへ~って顔をして
さとちの顔を見つめます
「じゅもんといっしょに
ふればいいんだっちぇ
でも、おいらたちはもどらないの」
「どういう事?」
「だっちぇ、むこうにも
おいらたちがいるんだよ」
「確かにそうだね ・・・
さとし君が二人になっちゃう」
「しょうせんせいが
『この家の記憶を呼び起こすんだよ』
っちぇいっちぇた」
「なるほど
あの日の松岡邸を再現するんだ」
「そういうこと!」
さとちは魔法の杖を掲げながら
ホールの真ん中で
大きな声で叫びます
「さあ、くりすますかいをはじめよう~!
たいむわ~ぷ!」
大きく杖を三回振りました
するとホールはキラキラした光に包まれて
クリスマスツリーが出迎える松岡邸に
さとちの魔法は成功したようです
それでは皆様
クリスマス会をお楽しみください
<続きます>