ヴィンテージ路線の最高峰と思われるアンティクイティシリーズ。

このストラト用60年代中期仕様である。

60年代ストラトのセットネックの様なモデルのフロント、センターに着いていた。


ココまで枯れたピックアップは初めて弾いた。
勿論本物のオールドストラトも弾いた経験はあるが、断言できる。

『そんじょそこらの本物オールドより枯れている』

それでいて出力がちゃんとある。
てっきり完全再現を目指してパワーの無さまで再現してると思いきや、パワーに不満は全くない。

ローの膨らみが全く無いに等しい。
ハイはもうカラッカラに枯れているので全ポジションの差はミドルと『深み』の差か。

こうも枯れていると初めてできる事がある。

今までセンターでやってた事がフロントでできる!
センターいらねー(笑)


いやホントにフロントで9割できそうだ。

カッティング、単音リフ、リード、クリーン。
フロントで単発で全て賄える。
『キレ』と『深み』を両立した万能さ。
『音作りが難しい』と言われるアンティクイティだが私には画期的に便利な万能電化製品に見える(笑)
ゴツいのが欲しい時だけリアにハイパワー系を乗せておきたい所かな。

私はマーシャルで試したがミドルの加減でガラリと極端に変わる。
万能に使いたければ絞り気味にしておくべきだ。
あとはこれが普通のボルトオンであればどうなるか。 
検証必須である。

結論
ストラト(セット)+サーファー=センター要らず

トムアンダーソンSD-1

感銘を受けたリード音があり、その機材を調べあげた結果
『トムアンダーソンのスタックシングル』
というトコに行き着いた。
1
・97%レスポールシェイプ
・ミディアム
・フロイドローズ
・2シングル
・メイプルネック
・ボルトオン
・ローズ指板
・アルダー、メイプル、アルダー3P
・トーン無し

2
同上
・指板がエボニー

3
同上
・+メイプルトップ
4
同上
・ボディバックがマホガニー

これらのどれかのフロントが使用され共通してトムアンダーソンのスタックシングルが搭載されているというトコに。
・レスポールスタジオ(エボニー指板)
・メイプルアルダー24フレフロイドローズトーン無しあとはストラト

この2本で試す。


…『冗談でしょ?』

違う、まるで違う。
低出力の無個性ハムにしか聞こえない。
高さを変えても変わらない。
アンプいじっても大差無し。

スペックの差を差し引いても根本的に別物。

『高出力+枯れ』

とは真逆の為ボツ。
トムアンダーソンのスタックシングルの中でも色々なのかと思い知らせてくれた1機であった。
私はピックアップを軸に考える。

ボディが、ネックが、
勿論そっちも大事なのもわかる。

だって先に本体あって万策尽きたら勿体ないし(笑)


という訳でピックアップのお話。


第一回は

『フェンダー テキサススペシャル』


言わすと知れたド定番。

ジャパンのストラト(メイプルもローズも)
USAのストラトで弾いた。
全てアルダー。
マーシャル直で。


…合格っ!


終わっちゃった(笑)


てのはあながち冗談ではなく、ホントに平均点高い。
シングルの非力さなど微塵も感じない。

特に歪ませてセンターで掻き鳴らした音は快感。

ミッドローも充分にあり、分離も良い。

太くギラついて充分歪む。

メイプルだとハリツヤがありすぎて暑苦しい方向に行ってしまい減点、メイプルと組み合わせるのは却下。

もうちょいカッティングにキレとハーモニクスの拾い易さを~とリアに倒すと…

…うん、良い、良いんだけど…ローが物足りない。

かなり出てるのわかるんだけど、センターを弾いたあとでは

『こんな感じでローを足したピックアップあるんじゃないか』

と頭をよぎってしまう。


フロントはどうか。

かなり好みなんだがやっぱり暑苦しい。
もうちょい枯れが欲しいとミッドを絞っても絞っても落ち切らない。

これがミッドの難しさだろう。 

もう一声!
と考え付くのはフロイドローズだろうか。 

サスティンとセンターリアのミッドを犠牲にするのは覚悟しなければならないが。

クリーンは太い!
元気いっぱいのアルペジオになってしまうがコレはコレで(笑)
『深み』
みたいのは感じられない。
ストロークにするとやはり太すぎる。


肝心な点をひとつ。


『プレゼンス無しのマーシャルでは無力』


もっさりまったり筋肉質から肥満体になったようなキレの無さ。


こいつの魅力はやはり押しの強さとキレの良さだ。

結論

『ローズアルダーストラト+テキサススペシャル=○』

※ポジションセンター、プレゼンス付きマーシャルに限る
※エボニー・フロイドローズにおいては未確認