「メンタルを安定させるには、"執着"を手放すこと」
なんて、よく言われますが、
まぁ、確かにその通りだと思います。
なぜなら、
怒りや悲しみというのは、
大体「こうあるべきだ」とか
「こうしなきゃ」
と思うことから生まれるからです。
例えば、
友達が約束をドタキャンしたときに怒りが湧いてくるのは
「約束は守るべきだ」
という執着があるからです。
しかし、
その怒りを手放して
「まあ、仕方ないか」
と思えたら、
すごく楽になるのではないでしょうか?
では、
執着しないためにはとうすればいいのか?
それはには、
まず自分が
「何に対して怒っているのか」
を確認すること。
“約束を破られたから”怒っているのなら、
それは「約束は守るべき」だという執着ですし、
“存在を軽く扱われた”から怒っているのだとすれば、
それは「自分は大切に扱われなくてはならない」
という執着です。
良く考えてみましょう。
本当に全ての約束を守らないといけないのでしょうか?
丁重に扱われなくてはならないのでしょうか?
もちろん、
その方が嬉しいのは分かります。
でも、
そうしないといけないわけじゃありませんもんね。
相手がどんな対応をしようと、
相手には相手の自由があるのですから。
しかも、他人に
「こうあるべき」
を望むことは、
自分にも同じ鎖を巻き付けてるのと同じことなのですよ。
そうすると、
自分自身の行動も
「〜しなければならない」
と、
柔軟性の欠けたものとなり、
その結果折れてしまう。 なんてことも。
だからこそ、
執着を手放すのは相手のためでもあるし、
自分の為でもあると言えるのではないしょうか?。
肩の力を抜いて
「まあいっか」
と思えるようになると、人生がぐっと楽になる。
もちろん、
大事なことにはしっかりと取り組むべきだけど、
その一方で、
「べき論」や「欲望」
に囚われすぎないようにすると、
自分の人生の自由度も増えていくと思うのです。
ではでは、 今日も良い一日を(*´ω`*)