お久しぶりの投稿でニコニコ


今度、カルテットの演奏をするのですが、

ドホナーニというあまり知られていない作曲家の曲で…曲紹介を頼まれ、忘備録的にこちらに載せます。


どなたかのご参考になれば…





曲紹介 



ドホナーニは、ハンガリー人で、ブタペスト音楽院ではバルトークと同級生でした。近代音楽の作曲家ではありますが、まるでドイツロマン派のような作風もあリます。


この曲カルテット第3番2楽章は3つのバリエーションで構成されており、冒頭は宗教的で厳粛な和音の響きから始まります。 


それぞれのパートの聞かせどころは…Vn2のリズミックで地を這うようなビート、遠くから聞こえてくる人の声のような優しいVaのメロディ、それにVn1が加わり、甘美な二重奏と なるところ、また、徐々に加熱しクライマックスを迎えると、現実に引き戻されるかのような和音が鳴り響き、静寂の中から聴こえるVcがまるで深いため息をついているかのよ うなところなど、です。




最後はまた冒頭のテーマが回想されて、祈りや感謝に包まれ消えるように終わっていくという、 何かあるストーリーを思わせるかのような素敵な曲です。


海外から楽譜の取り寄せに1年近くかかりました。4人の揃った呼吸感を、どうぞお楽しみに!