きっかけは
自分の予想だにしない方向からやってきて。


自分でも訳の分からぬ内に

気付いたら
KinKi Kidsに魅了されている昨今。笑


なぜに今さら、と
自分でも思うけれど(゚∀゚ ;)


そもそも
二人を知ったのは
ドラマ「人間・失格」で、


センセーショナルなストーリーに負けない
鮮烈な存在感を示す二人に目を奪われたのは
もう20数年前のこと。


内容がしんどすぎて
リアルタイムで一度観たきりだけど、
「冬の散歩道」を耳にすると、
未だに胸がざわついてしまいます。


その後も次々と
各々がドラマの主役をはり、
バラエティーに歌にと、
様々な場所で
彼らを目にする機会が多かった時代。


特に印象に残っているのは
やはり先のドラマですが、

ちょうどその頃、
どっきり番組で
仕掛けられた剛くんの反応から感じられた
真っ直ぐで真面目な人柄は

今に至るまでずっと
彼の印象として私の中に根付いているくらい
強く心に残っています。


私の10代は
彼らと共にあったんだなあと
振り返ってみて改めて思います。


今や、アイドルという枠から抜け出し、
独自の路線を開拓し突き進む二人。


そんな彼らの
発言やふるまいから垣間見える
各々が持つ確固たる自分軸。


誰かの批判を恐れて
誰かの顔色を窺って
誰かに媚びるような生き方とは
対岸にいるような佇まい。


自分のために。

万人に受けるためではなく、
必要としてくれている人のために。



自分を貫き通すには
時に覚悟も伴う。


年齢が上がり、
経験値も上がり、


自分の立場が変化していくなかで
常識を身につけ
世間体や他人の目を意識するようになり、

周囲を見渡しては
悪目立ちしないように
恥をかかないように

標準、普通に歩幅を合わせて。


だけど、
それに伴って顕れる、

一般的に正しいと『言われている』ような
ことと、自分の価値観との差異。
それに対する戸惑いや苛立ち。


もともとは、
『人としてもっと良くなりたい、成長したい』
という前向きな思いだったはず。

より良い方向へ向かうために。


それがいつしか
自ら選んできたものに
知らず知らず押し潰されて

自分を出せずに
息苦しさを感じていたのかも。


嫌われてもいいと言い聞かせながら
嫌われないように振る舞うような矛盾。


いつから
そんなふうに
縮こまってしまっていたんだろう?


そう思い至った時に、
頭に浮かんだのが20年前の自分。


昔の自分は
こんなんじゃなかったよなって。


思い返してみると、
人として未熟で
いろいろダメなところは多かったし、

そういう部分が
無意識に誰かを傷つけたり、
自分が知らないところで
反感を買うこともあったかもしれない。


だけど
自分らしく無理なくいられてた。


そして、何より
その頃から今も変わらずに
傍にいてくれる友人たちがいる事実に
励まされて。


これではいけないと思って、
もっと良くならなきゃって
躍起になっていたけど、

私がどんな風に在ろうと
離れずにいてくれる人たち。


その存在は
自分が思うほど
ダメ人間じゃないのかもしれないって
思い直す気付きとなって。


社会に生きる以上
もちろん切り離せないものもあるし、

『良くなりたい、成長したい』という
気持ちは持ち続けていたいけど、


あの頃のように
もう少し力を抜いて
楽に生きていたい。




必要以上に
いいひとになることに捕らわれなくていい。


皆に好かれようとしなくていい。


歩み寄ってきてくれる人、
寄り添ってくれる人は
必ずいるから。


繋がりが切れることを恐れなくていい。
本当に大切な繋がりは残るから。


友達100人はいらない。

一人ひとりとちゃんと向き合いたい私には、
手に余るだけだから。


無理はしない。
それでいい。


そして、今


様々な媒体を介して
二人から受け取った言葉に、
言葉なき言葉に、

背中を押されて。


20年以上の時を経て
新たな角度で再び魅了される日が来るなんて、想像もしていなかったな。


久しぶりに再会したような懐かしさと
新たな発見に感じた新鮮さとが同居して
不思議な感じ。



話は変わりますが、

ラジオでの
剛くん本人の口から語られた
耳の症状を聴く限り、
深刻で辛そうな現状に胸が痛みます。


後遺症なく治癒することを
ただ願うばかり。





最後に…


とある番組での一コマ。


光一さん、
初めてのコーヒーショップとのことで
おじいちゃん並みに注文に格闘。


最近ちょうど話してたんです。
『何なん?!あのサイズ表記って?!』と。


しゃらくせぇ!と。笑



案の定、サイズ選びに戸惑う光一さん。


SMLでもなく、

『中』と。


いいな。本当。
そういうとこ。笑


気取らず
気張らず生きよう。


勇気をもらいました。