綺麗な人・・・・
その一言で、私は蘇ってしまった。
そうだった。そういわれてちやほやされおいしい人生を生きてきた。
綺麗っていっても、
モデルさんや芸能の人のような びっくりするほど恵まれたものは一つもない。
私はただの一般人。美人さんでもない。
お金を稼いで、家族を持たない私は、生活感があまりない。
自分にお金がかけられる。美容院へ行って流行りのヘアスタイルにして、
似合うお洋服や靴をたくさんもっていたら、それなりに、綺麗風には見えてくる。
仕事が充実していて自信も出てきて、たくさんの人と出会っていけば会話力もついてくる。。。
お酒も強いし、スポーツもするし、仕事もあるし・・・・・・経験もあるし。。。。
ギャルよりは 大人の身のこなしができるので、
声をかけてくれたり、やさしくしてくれる殿方にはあまり困らなかった。。。。
もちろん妻に。。。タイプではなかった。
どちらかといえば後腐れもなく遊ぶにはちょうどいいかも・・・・の方が強いかもしれない。
見え透いた言葉でも女としてはウキウキしてくる。
・今日の服似合ってるね
・いつもかっこいいね
・元気だね
・若く見えるね。。。
社交辞令でも、テキトーでも
こういう言葉でウキウキしてきて、さらに張り切ってしまうので、
どんどん元気になってくる。
イケメン社長の一言で 私は何かを勘違いし始めたのかもしれない。。。。
土曜日の面接の後、
後輩とランチをして 興奮して面接の話をしていた。。。。
私のこの性格をよく理解している後輩は、
「おもしろいことが始まりそうね。。。」と一緒になってはしゃいで、
昼間っから生ビールをたくさん飲んで夕方には酔っ払いになっていた。
翌日日曜日の朝。。。。
飲みすぎてボケっとしている私の携帯が鳴っていた。
「2次面接を本日ランチをしながらやりたいんだけど・・・・」
・・・・??
「2時間後あれば支度できるでしょ。●●へ来て。」
・・・はい
「急なことだから、スーツじゃなくていいよ。私服でOK。また後で」
・・・・面接?私服?ランチ???
わけがわからなかった。
二日酔いで頭が痛い。。。
でも どこかウキウキしていた。