昼間はOL夜は居酒屋さんでアルバイト

なんだか忙しい12月。。。。でもそんな生活はまもなく終了。


クリスマスがやってきた。


「今日はおしゃれして豪華にいこう!!」

と張り切る社長に合わせて、


私も紺色の清楚風ワンピースをチョイス。


「とびきりのシャンパンで乾杯しよう!!」


「何に乾杯??」


「君の再出発に!二人の出会いに・・・」



久々のシャンパン。

最近は発泡酒ばかりだった。。。

それはそれでおいしいけど。。。。


シャンパンはとてもとても美味しかった。

彼の話は私の知らない世界のことばかりで面白かった。勉強になった。


昼間っから、高級シャンパンを2本も空けて、

私もご機嫌、彼もご機嫌だった。。。。。。。。


またも高級ホテルだったので、

バーのオープン時間になった。

そこへ移動して、また飲んだ。


そういえば、私はお酒が大好きだった。

忘れてた。。。


お酒が大好きだったんだ。。。。



楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、

気がつくと。。。。なぜか二人はタクシーに乗っていた。


なんで???

なんでだろう???どこ行くのだろう???

さっぱりわからない。


フリーな男女が二人で昼からおいしいお酒をのんでご機嫌だったら、事件は起きる。


帰国子女のお友達が多い私は

昔っから、スキンシップや感情表現が豊かな環境だった。


そしてご機嫌な私たちは・・・・

(食事に行くために移動で乗ったらしい・・)タクシーの中で なんと


 ちゅー 


をしてしまった。


普通の出会いなら

そのあとどうなっても問題はないのである。

どうかなってしまった方が自然である。。。。


でででも。この関係は違うのではないか???


記憶が途切れ途切れの私でも、

「やややばい・・・・」

と感じたが


経営者の彼はやはり冷静・・・

「タクシーを一人降り 私をうちに帰るようにいった」


私もその方が良いと思ったが、

へべれけ状態の私は、遠くで彼の声が聞こえたが、そのままタクシーの中で眠ってしまったようで。。。

気がつけば駅で起こされた。

そういえば、ほとんど寝てなかったな・・・・そういえば寝てなかった。。。。


運転手さんは

「まだ早いよ。この時間で熟睡するほど酔っ払っていいね。。。

彼氏にちゃんと電話したほうがいいよ!

お金はもらっているから、気をつけて帰ってね。忘れ物ないように!」

とにこにこしていっていた。


何がなんだかわからなかった。。。。

なんで、帰ってきたのだろう??

どんな話で終わったのだろう??

考えてもさっぱりわからなかった。

誰かと ちゅーをしたようなしなかったような。。。。でも まさか。。。。


なんとか家にたどり着き、

ワンピースのまんまで翌朝目が覚めた。


朝になって なんだか嫌な予感がした。。。。

携帯を見たが着信はなかった。。。。。。。。。


昨日夜会う予定だった、お友達から何度も着信が入っていた。。

気がつかなかった。。。何も言わずぶっちぎって気絶していたのか。。。私は。。。。


っで、誰と飲んでいたんだろう。。。



クリスマスの魔法は・・・・とんでもない事件へと発展するのだった。。。。。



彼からの電話はなかった。

翌日もなかった。

そしてその次もなかった。。。彼もきっと記憶がないのね。。。

来年から入社予定。手続きなどはどうしたらいいんだろう。。。

でも、なんだか 連絡が入れられない。。。。

なぜか、電話がかけにくい・・・・



そして、お約束のお友達との忘年会の日がやってきた。。。


何事もなければ来年早々新しい仕事を始めることを お友達に話すのだが。。。。。。。。

そして心配してくれたお友達を安心させ、

感謝して、盛り上がって一年分はじけるはずだったが。。。。。


そう、何事もなければ。。。。


忘年会の朝・・・・買い出しに行こうと早起きをしたら、

電話が鳴った。


あと数日で今年も終わり、、、

いろいろあった今年が終わり新しい年がやってくる。。。



そう、


もうすぐ今年も終わるというのに。。。。







派遣の仕事の契約も今月で終了

来年からはイケメン社長の素敵なオフィスで夢のような日々が待っている。。。。


12月はウキウキだった。

10月の悲劇もこの時が来るために必要な出来事だったんだ。。。

人間は恐ろしいもので。。。過去のいやなことは恐ろしい速度で忘れていく。。。

私はポジティブなので、どんどん妄想が膨らんでいく。。。



そんなウキウキの私に、

レセプションでお世話になったお店が12月忙しくなったので、年内だけでも

もし時間があれば夜だけお手伝いしてくれないか?とのこと。


夜か・・・あまりにも暇だしな。稼げるときに稼がないと。。。

それも良いかもしれない。。。と。

今の現状を話し、週3回夜お手伝いをすることになった。

はじめての飲食店でのアルバイト!お客様でなくてサービスをするほうだった。。。

学生でもできるもの、私にできないわけがない。。。

お気楽に考えていた。


仕事が終わって、次の仕事へ。

残業で夜中まではへっちゃらだったので、簡単だと思ったけど。。。。

メニューと値段を覚える。お酒の種類を覚える。。。テーブル番号、注文の確認。。。

きゃやややややーたくさん覚えることがある!!

空いた皿を片づける。重い。。。。こんな重いもの持つの????

無理。。。重い。。。痛い。。。。


え?お皿拭くの??

え?これ洗うの??

なんで~!!!


そうです。飲食店は大変なお仕事だったのです。

いわゆる居酒屋さんより高級料理なので、下品なお客様や元気な学生はいなかったから

助かったけど、こんなことできない。。。正直な感想でした。


へとへとになって帰宅して寝るとすぐ朝になり大手町のOLに。。。

Wワークは大変だ。

でも少し慣れ始めてわかったけれど昼間の苦痛の解消になってきた。

酔っ払いのおじさんの気持ちもわかってきた。

「御馳走様 また来るよ」なんて言われたらうれしくなってきた。

いろんな仕事を経験することは大切だと思った。。。

お店はまだまだ認知度が低かったので、ポスティングやホームページの作成、

サービス内容の企画など。。。昼間の仕事の経験が販促活動の役にたってきた。。。

あ、おもしろいかも。。。。

一つのお店が軌道に乗るまでを身近で感じることができた。。。。

アルバイトの大学生は元気で、とてもイケメン達だ。

生意気で言葉使いもなっちゃいないけど、彼等がカッコイイからお客様から人気者。

もっとマナーがきちんとすれば、もっとこの店ははやるだろう。。。

どうやって売上を伸ばすか???考えるだけで楽しくなってきた。。。

アルバイトも楽しいかも★



昼間の姑さんトの関係は延長をしないことがわかってから、

悪化。。。。お小言の数が倍以上になってきた。

次の派遣さんはお気の毒だな。



待望のクリスマスがやってきた。。。。。。。。。。




そして 




そして




事件が起こってしまった。。。。。。。。。






丸の内大企業OLの1週間が過ぎ、

おばさんやおじさんも見慣れた。。。

金曜日はなぜか疲れたけど、朝寝坊できるので、夜遊びしてみた。

会社に行かないって素晴らしい!!


土曜日の朝早く 電話で起こされた。


「おはよう。忙しくって連絡できなくてごめん。。。 ランチでもどう??」


・・・・・誰??



イケメン社長の電話だった。


・・・・・彼氏じゃないだろう。。。

あ、でもOL生活が始まったことをいわなくっちゃ。。。。



今日の待ち合わせはなぜか駐とある車場の前に2時間後。


社長はベントレーでやってきた。



・・・・・・・?????????わからない。。。。



近くだから乗せてくよ。

ってどこ行くの???


しばらく都内をドライブしてから、今度は先日と違うまたも立派なホテルのラウンジ。。。。



「これは面接なのでしょうか??」


「そう、君を雇ったらどうか確認しているの」


「・・・・私は先週より丸の内OLをスタートしました。」


「●●会社のOLか。。。OLが彼女ってのもいいもんだな」


「????????」


「就職きまったんだし、俺の彼女にならない??」


「・・・私は 仕事を探しているので・・・・」




なんだこの展開。



「冗談だよ。俺の会社で働く???派遣社員じゃなあ。不安だろう。。」


「それより クリスマスなにしてる???」


もうそんな時期になったのね。。。。。。。


「じゃあ、クリスマスおいしいご飯食べようよ。。。。」


「・・・・いいですよ。」



普通にランチを食べ先週の忙しかった話を聞き、

私が入ったらこんなことをしてほしい。。。など 

たくさん話を聞いて・・・・・またも夕方に 仕事で人に会うからと、

ケーキを買っていただき社長と別れた。。。

今回は私がお見送りをしていたら、突然車のドアが開いて


「内定。俺の会社に来い。 また連絡する。 」


ベントレーは去って行った。。。。。



おばちゃんとカレンダーをまいて、自分の名前も呼ばれない。赤いストラップをつけて

社員食堂で定食を食べる。。。


ホテルのような綺麗なオフィスでイケメン社長のお世話。。。。。



どちらがいいのだろう。。。。。


そんな時、派遣会社から延長の確認の連絡があった。。。


イケメン社長に電話を入れたら、

「内定だといっただろ。今の仕事を延長しないでこちらに来る準備をしなさい。」


男らしい。。。。。。。。。。。

この人についていこう。。。。。。

こういう運命だったのかも。。。。



派遣会社の気持ちがわかるので、

契約延長をしない私は大変申し訳なかったのですが、

自分の幸せをとることにした。

P社さん本当にご迷惑をお掛けしてすみませんでした。


自分の名前で呼ばれたい。。。

自分の担当の仕事がしたい。。。

ここで定年を迎えたくない・・・・。


この会社には私は合わない・・・・大企業の歯車にはなれない。。。。


けしてイケメン社長のふらふらしたわけではない。。。と思いたかったのかも。



この時代に大手町大企業は安定していました。

こういう安定した環境が好きな方は多いと思います。

私のようなタイプではなければ、あえて今 大企業の派遣なんかもおすすめです。

カレンダーの時季は過ぎましたが、お中元なんかのあるかもしれません。