いろんなことを経て

いよいよ入社することになった。


慣れればきっとうまくいく。。。そう思っていた。


本当に社長は別人だった。

忙しい、常に電話している。ほとんど事務所にいない。。。

そして怖い。従業員には絶対に意見をさせない。

「はい」「承知しました」しか従業員はしゃべらない。

従業員同士が話すことは許されない。。。

笑ってはいけない。。。。

本当にこれでいいの?みなさん??


社長は別人だった・・・・。本当に同じ人なのだろうか?????




こんな変人と「ちゅー」をしたなんて口が裂けてもいえない。。。。。



こんな人だったの・・・・・・・???????????



わからない。働いてみないとわからない。。。




彼は私に弱みを握られていることが気に入らないのか、

私にはさらに厳しい。。。


丸の内OLとはあきらかに違うけど、妙に疲れていた。。。

かなり疲れた。。。。

やってることは仕事ではなかった。。。

彼のわけのわからない命令に従うだけ。

彼はお金儲けの天才かもしれないけど、人間としてどうなんだろう??

自分しか信じられない、人を信じない。。。

ちょっと気の毒になった。


それから、誰にも会えないひと月が過ぎた。。。。

とにかく黙って働いた。


これで給料をもらえるなら。。。。

仕方がない。。。。。

これが現実だった。





ひさしぶりに会った彼はやつれていた。。。。


仕事が忙しかったらしい。。。

景気がよくて忙しいのではなく景気悪化で大変だったと。。。

そりゃそうね。。。。



話し合った結果、

男性としてお付き合いをするより、今は自分の生活のために仕事を選ぶということを伝えた。

そして・・・・

あのクリスマスの事件はお互い墓場までもっていく。。。(あまり記憶がないし。。。)

絶対に口外しない。。。(そりゃあ言えないだろう。。。)

俺に迷惑をかけない。。。(仕事で認められるしかないな。。。)


私はみんなのアドバイスをさんざん受けたにも関わらず、

就職活動を再び始めること、

心配をかけたみなさんに状況を説明することを避け

この会社にお世話になることにきめた。


嫌だったら辞めればいい。。。


でも仕事はできないわけがない。


そう思ってなんとかひと月遅れの2月入社にきまった。



彼はひとこと・・・・

「仕事じゃ 別人だよ。」


私も仕事じゃ別人だ。

きっと。

新年早々

ひとりで抱え込んでもしょうがない。。。

でも、お正月にこんな相談に乗ってくれる人はいない・・・・


私のピンチである。。。

誰かんもアドバイスが欲しい。。。

そんな時は。。。。あの人しかいない。


一人目


私がこれまでアドバイスをいただく人・・・

それは銀座のママさん。。。。

私が20年前 ピチピチイケイケのときお世話になった先輩・・

その後銀座のクラブを経営してバブルに乗っかり、はじけてもなんとか生き抜いてきた大先輩なのです。

水商売を本業にする。。。ということは

若い頃には偏見もあり理解できなかったけど、

社会人になって、いろんなことがあって、会社という現実が見えたり。。。

失恋したり。。。若い頃には想像もできなかったことが起こった時に

必ず相談している頼れる姐さん。


お仕事上、お正月はもしかすると時間があるかも。。。と

連絡をしたところ、運よくつかまり、

私のこの事件を報告した。


彼女は予想通り

「何悩んでるの、そんな会社ろくなことはない、辞めちゃいなさい」

悩んでることがばかばかしい。ろくな男じゃないよ。そいつ。

やってなんだろ。ばかばかしい。。。。新年早々笑わさないで。それより、飲みにいらっしゃい。」


さすが。。。。実に爽快。悩むことではないらしい。。。。

姐さんはお金をいっぱいお持ちでいらっしゃるが、私は今月の生活費にも余裕はない。。。



二人目


元CAの後輩。

綺麗で頭がよく、世渡り上手。

本当に気が合う頼れる後輩。彼と初めて会った日にランチをした相手なので、

状況を説明しなくても十分理解している。。。

彼女はママさんと少し違う。

小さい男が許せない。とにかく働いてみて、ちゅーなんか忘れたわ。私にはどうってことないことなのよ。

ってぎゃふんと言わせるべき。


これまた、すごい発想。

さすが20代怖いもの知らず。。。


三人目


偶然再会した彼。

私の現状を心配してくれわりとよく連絡をくれたので、ちゅー事件を知っている。

彼は、私が気のすむようにすればいい。

何をしてもわかってあげる。

頼もしい。。。。10年経っても相変わらず笑いを提供する私に関心していた。。。

笑いじゃ。・・ないんですけど。。。


ありがたい3人のアドバイス。


そして、今後のことを話し合う日がやってきた。