今回は基礎実習2で学んだことをBlogにまとめました![]()
配属された実習病院は…
市内病院の消化器外科でした
私は9日間の実習で2人の患者さんを受け持ちさせて頂きました
1人目の患者さんは、
大腸関連※の手術をしリハビリを始めるタイミングでの受け持ちであり、
起き上がると腹部に痛みが走り、同じ姿勢の方が楽という患者さんでした
日に日にシャワー浴が可の指示になっていき、
手の届かない箇所は手伝ったり、転倒防止のため足元は洗う手伝いをしたりなどの援助行いました
時には「肩が痛いんだよね…」という訴えがあり、
「シャワー毎日入ってると〇〇さん疲れちゃうし、今日は足浴と肩に暖かいタオルを乗せてマッサージしてあげようかな…」
という気持ちになり、行動計画で援助を立ててきました
先生や指導者さんにはこう言われました
「その援助をやる意味ってなに?患者さんがその援助をやってほしいって言ってるの?」
「足浴や温罨法どこでやるの?仮に患者さんのベッドサイドでやるとして上半身裸で寒くない?」
💭いや、違う…患者さんは“肩に痛みがある“としか言っていない
患者さん目線で考えた時にその援助をやってもらったとして、してもらったら嬉しいけど
だったら全身洗いたいしあったまりたい…って思うな、、
“私が患者さんにやってあげたい援助じゃなくて患者さん目線で考えた時に患者さんがしてほしい援助を立てなくちゃいけない“
そう考えたら援助の内容や中身がわかった気がしました
また別日には、
もう痛みもなく病棟を1人でスタスタと歩いているところを見かけ、
カルテには棟内フリー、転倒防止に努めると記載があり、
お話しながら歩き、転倒しないために付き添おうと思いました
患者さんには、「1人で歩けるから大丈夫」「ついてこなくていいよ」と言われました
「あ、、、わかりました…足元には気をつけてくださいね」としかその場では言えませんでした
患者さんからその言葉を言われた時に、正直コミュニケーション不足だと感じました
先生に相談したところ、
「患者さんにもしそう言われたら、『転倒してしまうと危ないいので付き添わせていただいてもよろしいですか?』
『ちょっとお話したいので歩きながら一緒に〇〇さんの話聞かせてください』とか
なんで一緒に歩きたいのか、理由を伝えた方が患者さんも納得してくれるよ」
💭あ!なるほど、、、
みなさんだったら患者さんにもしそう言われたら何て返しますか?
ぜひ教えてください![]()
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2人目の患者さんは、
大腸関連※の手術をされ、チューブが3本繋がり初対面は表情が暗い患者さんでした
実習終了まで4日しかなく、限られた時間だけど患者さんのためにできることをして
少しでも笑顔になってほしいと思い毎日全力で実習に臨みました
自然にコミュニケーションが取れるように、患者さんの話をよく聞き、
話の中にあるキーワードを拾い、そこから話を盛り上げていきました
もちろん情報収集の中から見えてくる背景やそのイメージをすることも大事ですが、
そこにない情報以外で足りなかったりもっと知りたいこと、自宅やプライベートはどう過ごしていたのかを患者さんから聞くことで
さらに背景をイメージすることができたり、口には出さなくても表情を観察し感じ取ることも大事であり、
そこから援助の方向性や内容が決まって来るのだと感じました
チューブが1日ずつ抜けていき、患者さんの表情も少しずつ明るくなっていくのを感じました
患者さんのお話や行動の中で…
「歩くのも景色見るのも好き」ということが分かり、
「実習最終日の援助で外のテラスに患者さんと散歩に行きたい」と先生、指導者さんにお願いをしに行きました
1人目の受け持ち患者さんのことがあったため情報の少なさ、患者さんの今の状態を見て判断ができなかった不安から
今回も自分がやりたい援助になってしまっているのではないかと不安でした
先生や指導者さんは、
「よく患者さんのことわかってるね!表情も明るくなってきていてバイタルも問題ないから行っておいで」
めちゃくちゃ嬉しかったです
外のテラスは山が綺麗に見え市内が一望できる広々としたところで、春の花が少しずつ咲き
天気も良く最高な状態でした![]()
患者さんは少し涙を浮かばせ、
私に「本当にここに来れてよかった、ありがとうね。〇〇さん(私の苗字)絶対いい看護師になるよ」
泣きそうでしたが、患者さんの前では泣かないと決めていたので堪えました![]()
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看護師っていい仕事だなって思いました
まだ基礎2実習でこれから色々な患者さんに出会い自分自身も成長して
患者さんの気持ちに寄り添える看護師になりたいと強く思いました
※細かい疾患になってしまうのと個人情報になってしまうので大体で失礼します![]()
実習最終日に指導者さんからもらった手紙✉️
大事にするし宝物
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