ずいぶんと長い休暇を頂いておりました。
まず、はじめに今回の震災により被災された方々へお見舞い申し上げます。
一日、一日が良き方向へ進むことを切に願っております。
復活して早々にネガティブなことを書き述べることになりますが、不快に感じる方は
お読みにならず、捨て置いてくださいませ。
まず、震災における復興対策について
この点については政府に対し、大きな批判が集中していますが震災以前に地方自治体の
首長はどんな発言を繰り返していたでしょうか?思い返してください。
はやりの想定外という言葉を使うことは、禁句のようになっていますが、果たしてこのような
事態になると誰が予測可能でしょうか?
今回のケースは人類が未だ経験したことのない複合的な要因を持つ災害です。
今は、責任の所在を追求すべき時ではなく「何を優先的にすべきか?」という点について
国全体で考え、行動に移すべきでしょう。政府の責任は当然重きものです、が地方の首長
も最善の行動が取れているとは到底感じられません。
政府と地方自治体は被災された住民の皆さんの今、将来を念頭においてスキームを明確に
示すべきです。(国から指示がない、示されていないなどという言い訳など言ってる場合では
ありません。)
今回、特筆したい点は、震災以後のマスコミの対応についてです。倫理観の欠如と、事実を
伝える報道ではなく、報道になる材料を取材し報道であるという点です。
視聴率、関心至上主義は捨てるべきでしょう。
確実に被災者の方々や国民をミスリードした大罪はいずれ問題として取り上げるべきでしょう。
また、国民がさほど騒ぎ立てていない段階から理解に苦しむタイミングで政府の粗探し報道を
行い、この国難の時期に政局を作りだそうとしている意図を感じるのは私だけでしょうか?
今、総理大臣や選挙をやってる時期でもありませんし、そのような費用があるなら復興へ回す
べきでしょう。
私見ですが、現政権には経験が不足しています。それは諸刃の刃ではありますが、少なくとも
若い政権ですので、初動時における対応、体力・精神力の強さは次第点を与えても良いのでは
ないかと感じています。
もしこれが旧政党だとどうだったでしょう?
現政権のように不眠不休の対応をとれていたのかどうか疑問です。
原発問題についてはデリケートな事案ですので、ここでは記しませんが、3ヶ月以内には真の
原因、何が起こったのか?が明確になり、原発の存在意義についての方針が決まるでしょう。
もし、たちまちに新エネルギー政策ということで脱原発というオペレーションを取った状態が続け
ば、日本経済は真綿で首を絞められるようにじわじわと衰退し、将来的には東アジア勢に完全に
主導権を握られ、クリーンになった国はデフォルトに陥る債務超過国家となることは予想に容易
いことです。
短期・中期・長期のオペレーションは変わります。パラレルでいかにバランスよくそれを動かすか
によって効果・結果は大きく変わります。
経営もまた然り。
目先の情報で右往左往するのではなく、地に足をつけ今こそ日本国という名の下に団結すべき
時期ではないでしょうか?
所詮、すべては人が行うことです、過ちもあるでしょう。それに対し憤りも感じるでしょう。
ですが、それを対論なく非難ばかりするのではなく提言を持ち合わせた行動を取りたいものですね。
非難ばかりされてしまうと、何が正しいのかすら見失うものです。
立場関係なく、この国難を乗り切れるよう私も微力ながら尽力したいと思いますし、そういった有志が
多いことを願っています。
おきな
です