第47話より。
草加のカイザと村上のデルタの戦い。
それは、大きなマシンでの激闘の末、なんとかデルタの変身解除までに至った。
ようやくデルタのベルトが戻り三原が加わることで、ファイズとカイザとデルタの三人ライダーのライダーキックが村上のローズオルフェノクに命中した。
ふらつきながら、赤いバラの花びらが散らばりローズオルフェノクは姿を消した。
クレインオルフェノクが最後に白い羽根をたくさん散乱させていたように、彼も最後だった。
ローズオルフェノクは、村上の姿に戻ると目の前に鈴木少年から飛び出したオルフェノクの王を見つめた。
自らオルフェノクの王のため、いけにえとして捧げることにした。
オルフェノクの王は、バッタのような…仮面ライダーのような姿をしていた。
両手でバクバクと美しい食べ方ではない(汗)。
啓太郎や真理が駆けつけた頃には、鈴木少年は我に返っていた。
本当の彼を知らないのである。
スマートブレイン社内にて。
木場が新社長になったこと、村上が亡くなったことを同時に聞くラッキークローバーのメンバーたち。
かつての社長である花形に詰め寄るが、オルフェノクを食べ尽くすオルフェノクの王を倒す為に彼を社長に適任だとなだめる。
その頃、海堂は再びクリーニング店に入り浸っていたが、誤解を招きまた追い出されてしまう。
木場は、花形がなぜ自分を選んだか分からなかった。
そのうち分かると花形は口を濁す。
花形は、王を倒すための新たなベルトを6個用意していた。←量産型?
木場は、仮面ライダー達をスマートブレインに集めた。
自分の会社の社員にスカウトするが、みんな木場が社長になったことを信じられない。
誰も木場のスカウトに首を縦にふらなかったのである。
人間を守りたいのか、オルフェノクを守りたいのか?
乾の問いに木場は自らは人間であることを捨てたと告げる。
人間不信の木場は、乾にも人間であることを捨てろと言い出す。
海堂も木場に呼び出され例のベルトを渡される。
海堂は、以前のように人間を守るためにベルトを使うのだと信じていた。
オルフェノクの王が潜む鈴木少年を襲うため、ラッキークローバー、そして海堂が率いる新たな仮面ライダー6人が終結していた。
そばにいた乾がファイズに変身するが、太刀打ちできるだろうか。
壊れたけど捨てられないクレインオルフェノク。
ミロのヴィーナスみたいに部品が欠けているけど、ついついデザインが秀逸で見とれてしまう。