《キネコミックス②》
顔がおしりたんていみたいな(汗)営業部の宇留寅平凡(うるとら・へぼん)が今回の主役。
結構ベテランの営業マンだが、デザイン部のメンバーには役立たずだと言われ放題の男である。
おならをするのが特徴で、コマちゃんの色気で妄想するのが得意なようだ。
彼のおならから、コマちゃんは「そのケムリ、有害かもしれません!」というキャッチコピーを思いついたが、企業を敵にまわすことは避けようとCM野郎に突っ込まれる。
スモッグにも負けないと、鼻毛切りをアピールしようということに。
営業マンも負けじとアイデアを練るが、ひとまず営業してきてと、才能はなかった模様である(汗)。
鼻毛切りのメーカー社長に接待するが、やはりライバルの広告代理店に先を越されていた。
負けるな営業マン!(汗)
…時代を感じる作品ですねぇ。
実業之日本社「週刊漫画サンデー」1971年頃・初出。
(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「CMコマちゃん(1)」から)