(創作)赤と銀の英雄さえ | ネムリ・モヤのブログ

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アートと旅と食を愛す孤高の仮面ライダー好き女

かつて、日本には他から助けにやって来たものがいた。

この国のために働こう。

そうはいっても、普段は日本人のふりをしていたという。

人々がピンチになったときだけ、彼は元々の姿に戻ったのだ。

この国は3分ほどしか、もとの姿に居られない。

なぜなら、それ以上いると目障りだと思われたからだった。

どんなに日本のために働いても、結局最後は去るしかできなかった。

彼のような宇宙人を受け入れなかった彼らには、よその国の人を受け入れることは、なかなかうまくいかないらしい。(終わり)