ネムリ・モヤのブログ

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毎週日曜日の夜、ほろ苦いショートショートを書いています。あとは、妄想がかなり入った文章を1日最高3つをめどに発表しています。アートと仮面ライダーが私の栄養です。

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ほろ苦い物語である。

孤独な男と女、ひかれあった途端に別れがやって来る。

読後、うるうるしそうになりました(汗)。

金で雇われた殺し屋と、その雇い主に頼まれて夜の相手をするはずだった女。

そんなもの必要ないと、男は突っぱねてそのまま寝てしまうのだが。

女は仕事だからそばにいて酒でも呑んでいると言う。

それぞれ哀しい過去を持っていたのだが。

女は過去を語り泣くが、男はそれを聞いて自分の過去を思い出して瞳を潤ませる。

お互いにいたわる様子を見せるのだが、悪いことをしている男には、追手である佐武と市が待ち構えていた。

雇い主に消されそうになるが、そこは女の告げ口で助かるのだが、女もそれがバレて命を奪われそうになるのである。

男は女を助け、やり残した仕事に向かうのだが、彼の前には市が待ち受けていて…。

仕事が済んだら戻ってきてね…そんな約束、悪い男にするもんじゃない!(汗)…(涙)。

心にとても染みるお話でした。

小学館「ビッグコミック」1971年12月10日号・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「佐武と市 捕物控(14)」から)





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佐武の部下である男が、再びスリを始めた。

更生したはずの男にいったい何が?

この男は、根はとてもいいやつである。

好きな女の子のために、自分が犠牲になればいいと思うのだが、毎度振られている(笑)。

偶然、スリをして追われる男を見かける佐武と市だったが。

相手は悪い噂のある商人。

用心棒をつかって刃物でスリを殺そうとしていたのだ。

これは何かある。

真正面から相手にすれば、法さえうまくかわしそうである。

今回は、穏便に正攻法ではないが、大活躍する彼であった。

しかし、見事にまた振られてる(汗)。


小学館「ビッグコミック」1971年頃・初出。

(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」より「佐武と市 捕物控(14)」から)

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上からの圧力に反旗をひるがえし、十手を返した佐武。

しかし、腕がなまって仕方がない。

何かしてあげることはないか?

嫁であるみどりは、岡っ引きだった自分の父親の未解決事件の覚え書きを、佐武に示すのであった。

はじめは興味ない風を見せていた佐武だが、退屈しのぎに読み始めると、「屏風の女」という気になるタイトルが目に入った。

元スリの部下を、前の仕事に戻してはいけない。

部下を仕事にかり出すのだった。

政治をつかさどるものが、すべての事を把握しているとは限らない。

これは、現代も同じなのかもしれない。

武士というのは、ある意味現代の政治家のようなポジションで、それを岡っ引きという現代の警察という庶民は、深く関われないのである(汗)。

屏風の女とは、浮世絵だったためモデルを確定しにくい(汗)。

そのため、真実を隠すのには、とっておきのアイテムだったようである。

小学館「ビックコミック」1971年頃・初出。


(講談社「石ノ森章太郎デジタル大全」から「佐武と市 捕物控(14)」より)