気になる舞台がありまして…

観に行ってきました！

終演後、誰一人キャラクターを忘れることのない個性あふれるストーリーで、

人間と魔法使いが共存する世界で

＂魔法使いなんだからこう＂

＂人間なんだからこう＂

という、誰もが魔法使いと人間って

カテゴライズを持って観に行く人がほとんどだったと思うのです。(原作を知らなければ)

でも、観終わった後、

【魔法使いも人間も大差ない】

って思ってる自分がいました✨

魔法使いが人間に、

「問題があるから助けて欲しい」

といい、人間の事を「賢者様」と呼ぶ。

感謝と敬意を持った上で、助けてくださいとお願いをする。

今の時代の人間に必要な大切なマインドだと思いました！

何より、夢の中にいるようなふわふわとした感覚でキラキラとしたファンタジーなビジュアルに心煌めきました✨

その上で、ストーリーも真っ直ぐにうねうねと進んでいく。決して地に足がついていない状態ではないんです。

やはりストーリーなので、

こんなに世界がキラキラしていても、良い事ばかり進んでいく訳ではないんです。

何かしらの邪魔が入って目的が達成しにくい環境になる時は必ずあって、今回はそこが現実世界でもあるよう、(リアルだな〜)と思った部分が明確にありました。

その邪魔のきっかけが深かったです！

（魔法使いは厄介だからいなくなって欲しい。悪さや魔法を使って人間を困らす前にこちらから手を打ってしまおう。）

とその国を守る為の人間側。

[○○となってしまう前にこちらから〜]

というのは良くも悪くも受け取れるが故、誰しもが経験している(いく)事だと思っていて、

魔法使いに、「助けてください」と頼まれてる賢者様も人間。

賢者様が魔法使いを助ける覚悟を持って頑張る姿に、心持つ者全てがいい方向に進んでいく。

何とも人間らしい素敵な感情。

敬意と熱意が伝わったと確信を得た瞬間。

それが魔法使いにも効いている。

それこそ＂魔法＂だと感じました❣️

こう思った自分好き😆💕爆笑

賢者様も助けて"あげよう"と思ってるわけではなく、「僕が力になれる事があればやらせてください」と。

魔法使いも、全てのことが出来る訳ではなくて、約2000年生きているオズ様ですら、未来の事は分からない。

この舞台のキャラクターで、

未来の事が確実に分かる魔法使いはいなかったのも美しいと思いました。

ファンタジ〜🪄✨✨✨

最後の終わり方も、

もしかしたら賢者様は、ずっと魔法使いと人間が共存する世界に一生いて、魔法使いになるかもしれないし、魔法使いの道標となる人として、あの世界で生活していくかもしれない……

とすら思いました😆

物語が終わった後、どうなっていくのかって想像する瞬間がとてつもなく楽しい！！！

それが妄想に変わってしまっているって気付いた時に、ハッと冷めて終わるんですけどね😅

中央の国、北の国、東の国、南の国、西の国

とあって、国ならではの特徴も、血液型や兄弟の特徴のように個性あるのが前提としてあったので、

性格や癖を理解しながら話も理解するではなくて、

特徴が分かった上で物語が進んでいく。

シンプルで分かりやすかったです！

その分深いので1単語逃したら、お話全体が分からなくなってしまう程繊細って感じてるんですけどね😌

特徴が分かるシーンも、主人公が学ぶシーンとして上演されていたので、浸透型エンターテイメントだなと思いました！

ただ、座って観ていただけなのに😂

凄いのはこれだけじゃなくて、

ファンタジーを音楽で表現されているメロディも綺麗だったし、最初のオープニング曲では女性の声が入っているのですが、声というよりかは「音」で。

劇中歌での役者様達の歌声も、

歌声！というより、音！でした。

歌を聴くというより、意味を理解するってアンテナを張ると、その歌も話し声に聞こえてきたり…♪

でも、まだ凄いところがあって…

ってこれは舞台のセットや照明やプロジェクションマッピング等の構造の事になってしまうのでシー🤫💕

演劇の凄いところってこういうところだと思うんです。

ちなみに、個人的に好きなキャラクターはムル様です💡

ファウスト様やオズは様もちろんなのですが、

このキャラクターを見たからこそムル様です笑

物事の捉え方やテンションが好き！

というか、憧れに近いですね笑

私が、＂私の事を好きな時＂の、【私】に少し似ているというか、その時の私を肯定出来る要素がムル様には沢山詰まっていて💫

素敵なキャラクターです✨

(全てのキャラクターが素敵なのは大前提で)

このステージを観た方で、

ここすごかった！！！

このキャラが好き！！！

等あれば是非コメント待ってます📝💫

最後まで読んでくれて有難うございました🔥

魔法使いの約束