ポツンと一軒家を見て | 難病夫と犬と私

難病夫と犬と私

2013年にうつ病と診断され
2014年には多系統萎縮症と診断(推定発症2012年頃とのこと)

2018年2月気管切開、経管栄養
2018年10月胃ろう増設
2019年2月咽頭分離手術

現実的では無いかもしれないけど
憧れるな~
都会の雑踏から離れて自然に囲まれ
老後をゆっくり過ごす

隣に居る主人と?
いやいや、、もの静かなタイプでは無いからな爆笑


もしも主人が病気になってなかったら
どんな老後だったのかな?

私は、晩婚だったので
病気になってからの生活の方が長く感じる

主人には
「もしも病気になってなかったら、どんな夫婦
だったか、、やり直してみたいね」と話したりする

今では、介護生活が夫婦生活の形になりきっていて
他の生活をする私達は想像するしかない
だけど、虚しくなるだけだから
そんな事もしませんが。。。


ポツンと一軒家では
肺がんで余命3年と言われた方
趣味で自然の中で、読書をしたり畑を作ったり
残りの人生を自由に生きていて
癌も治ってしまうのでは?と司会の所ジョージさんも言っていて、そう思う程清々しかった
実際、癌も小さくなってるとか

主人にもそんな奇跡、起こらないかなぁ
でも、身体が動かない病では
山の中で二人だけで生活するのは無理ですね


まぁ主人の事は言うけど、
私も考えてみて毎日 主人にスパルタ笑い泣き
うるさいから、、
一緒に静かに暮らすってのには、、程遠いわ

そもそも、こんな私と暮らしたいかな?爆笑
と思っちゃいました

朝から、排痰を促すため笑わせに行く
熱々のタオルで脅しをかけたり
歯磨きでも
「STさん、訪問歯科医より厳しい口腔ケア」と
言いながらのスパルタ

少ししか動かない手足を維持するため、とは言え
着替えでは
「はい!足あげてーーー!」
「足曲げてーーー!」
「はい!手ーーー!」
一日中、大きな声を張り上げて
少しでも動く身体を維持しようとしている

別に、普通の音量で優しく言う
ってのもあるじゃん!と思うんだけど

多分、自分にも気合いを入れての大声
なのかもしれない

力が要るから 声も自然と大きくなっちゃう
気持ちの余裕も無いしねてへぺろ
優雅な生活とは無縁な私



でも、ちょっとだけ音譜
今日は、自分にご褒美で
すずちゃんの使っていた部屋を
私の憩いの場にしようと
お気に入りの ソファーベットを
注文してきましたニコニコ

コロナで外出も出来ないので
プロジェクタールームを作ろうかなはてなマーク
そして
出来れば主人とソファーで映画でも観たいな照れ