さて、前回の続き「おうみはちまんのたび　其の②」です。

二日酔いになることもなく、ご機嫌にお目覚めになりました。

グランマのいびきはすごかったですが・・・。

朝食もきっちり食べてチェックアウトをして移動です。

今日はここから安土町にある観音正寺というお寺へまたまた

お札をいただきに行くことにしました。

今日はおとなしくナビの通りに運転していきましたが、目的地周辺で

ナビが終った途端にトラブル発生！！（←柳沢慎吾）

なんと、お寺へ行く山道が封鎖されているじゃあ～りませんか！

えー？折角来たのに行かれへんのん？と思っていると迂回路が

あるようです。看板に地図のコピーがたくさんあったので１枚もらって

迂回路で行くことにしました。もうナビをあてには出来ませんので

この地図の通りに行くしかないです。

林道を登っていくと、駐車料金所がありました。そこからどうやら

グイグイ登って行って、車を止めてお参りにいけるようです。

駐車場から300ｍくらいと、駐車場のおじいちゃんは言っていましたが。

え？？300ｍ？と思いましたが、お金払っちゃったので行くしかありません。

車を止めてまたまた昨日よりも激しい登山です。

もちろん、ママンとグランマはまた車中で待ちぼうけ。

パパンと２人で今日も過酷な階段のぼりです。

ところどころにことわざを書いた木の札があります。これでどれだけ進んだか

目印になるみたいですね。いろいろありがたいお言葉が書いてありますが、

そんなもの見てる余裕もなく、木の札に書かれている番号をカウントダウン

しながら休憩しながら上りました。いやー、昨日ズルしただけあって今日は

なかなかキツイなぁ～。簡単にはお札はもらえないもんやなぁと思いました。

やっと着いたら、急に汗が出まくりました。パパンも暑そうです。

登る前は寒いからといって上着を着ていましたが、今となっては

「上着置いてきたら良かった」とか言ってます。

さてさて、さっそくお参りです。

なぜかスピーカーからお経が流れています。

お参りをしてから、社務所みたいなところで

お札をいただきました。

なにやら、本堂のお堂の横が山になって

いるんですが、岩がいっぱい積み重なって

います。ハンパないくらいの数の岩です。

昔はクレーンなんかもないですし、しかも

山の中なので人の手だけでどうやってこんな

大きな岩を積み上げて言ったのかなぁ？と思います。

不思議な空間でした。そうそう、お堂の中の

観音様も立派でした。

撮影はしちゃだめなんで興味のある人はぜひどうぞ。

頑張って登ってみてはいかがでしょうか？

しんどい後に見る山からの景色はやっぱり絶景でした。

登った人だけが見れる特権ですねぇ。

でも、やはり登ったらまた降りないといけなくて・・・

またゆっくり降りることになります。しかも小雨が降ってたんで、枯葉と石の

階段のために滑りやすいので、手すりが頼りです。降りるの苦手なので。

やっと駐車場まで帰ると、ママンとグランマはあまりに降りてくるのが遅かった

ので「山姥に食べられたんかと思った」そうです。いまどき山姥て・・・。

他に車で来た人もなかなか降りてこないので、どこまで行ったんかと思ってた

そうです。それぐらいしんどかったんじゃい！と思いましたが。

膝が笑った状態で、またもや近江八幡方面へと一行は向かいます。

パパンと私だけはお腹が空いていました。だって、運動した後だから。

ママンとグランマは駐車場でお留守番でじっとしてたのでお腹が減ってない

ようでしたが、昨晩の近江牛のリベンジのため、やはりここは近江八幡で

近江牛をいただかねば！！

　近江八幡の日牟禮八幡へ向かう途中に、
　近江兄弟社学園という建物を発見しました。

　そう、私立の学校がここにはあるんですよね。

　幼稚園とか、中・高校とあります。

　スクールバス乗り場が学校の目の前に

　あって生徒が横断歩道を渡っています。

　「おぉ～、メンターム学園や」と話して

　いると、グランマは

　「ここ出たら（卒業したら）、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みんなメンタームに就職するんか？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・いや、あのね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近江兄弟社に入社するためにこの学校に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　通ってるんやないんやで。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と思いながら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「でも、就職の斡旋はあるんかな？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と、素朴な疑問を感じました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同じDNAって怖いなって思いましたけどね。

さてさてそんなしょーもないことを言いながら、お昼ごはんをどこにしようか？と

下調べをしていたパパンの地図にある「ダイニングカフェ久ぼ多屋」というところに

到着しました。今度こそ近江牛を！！もぉぉぉぉ～

お向かいには「近江牛まるたけ」という
これまたお肉屋さんがあります。

揚げたてコロッケの文字が気になりますが、

まずは近江牛のオーダーを。

日替わり定食をオーダーしました。

ガッツリ、近江牛のしょうゆバター炒めに、

てんこもりのご飯、わかめスープにサラダ。

そして名物の赤こんにゃくのピリから炒め。

これで１５００円です。近江牛結構ボリューム

ありです。美味しかったぁ～

さて満腹になりながらもやはりクラブハリエ

は外せないというわけで一行はクラブハリエへ。

平日の月曜日だというのに結構な賑わいです。

せっかくなのでバームクーヘンを買うだけって

のも勿体無いので中のイートインでお茶をする

ことにしました。ママンはモンブラン、グランマは

イチゴのパフェ。グランマは夏の間

からずっとパフェを食べたかったようです。

年を越すまでに念願のパフェが食べれたので

ご満悦そうです。

パパンはみんなからのおこぼれを貰うべく、口を

パクパクさせて待機状態。

私はというと、リンゴのクレープです。

シナモンの香りがして、一緒に添えられてる
アイスからもシナモンたっぷりの香りです。

そしてジンジャーキャラメルミルクティー。

メニューには載ってないんですが、

ということでメニューに載らない飲み物に

ひかれて頼んでしまいました。

ジンジャーのせいか温まったような感じがします。

　クラブハリエのお店の中でバームクーヘン

　をたくさんお土産で買いましたが

　お店の入り口にお菓子の家が。

　クリスマスっぽく粉糖をふりかけています。

　まるでヘンゼルとグレーテールのようです。

　おいしそうですねぇ。

　そういえば、イートインのお店にも暖炉があり、

　暖炉の火が入っていなかったので

　そこにもお菓子の家がありました。

　もっと寒くなったら暖炉に火が入るそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もっと寒くなるんやろうなーと思うと、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その時点で私には寒さに耐えれないかなと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思いましたね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも、なかなか趣のある建物でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バームクーヘンも帰ってから食べるのが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　楽しみですねぇ～。

さて残りは・・・Tちゃんが丁稚羊羹が食べたいたいと言っていましたので、

丁稚羊羹を買いにいくことにしました。「西川甚五郎邸」の並びからずーっと

行くと、「玉木」という交差点に出てきます。その交差点に「和た与」というお店が

あります。ここの丁稚羊羹が有名みたいなのでここで買うことにしました。

多分１５年ほど前に、西川甚五郎邸に見学に行ったときに出していただいた

お茶菓子も、ここの丁稚羊羹だったのかも知れませんね。

さっそく同期のTちゃんとMちゃんとSちゃんに明日あげようと思いました。

これならおうちで家族で食べれますからね。

さて、あとは帰るだけということで、道の駅に寄ったりしながら帰りましたが、

やはり最後の最後にパパンはやってしまいました。

どうして車線変更しなかったのか、大阪まで帰ってきて斜線変更せずに走り

神戸・宝塚方面へ行こうとするかなー。吹田JCTだったので、一旦高速を降りて

阪神高速に乗り換えることでなんとか帰ることが出来ましたが、最後の最後まで

女３人にケチョンケチョンに言われたパパンでした。

眠くなってウトウト助手席で私も寝てしまったんですがね。うかうか寝てられないなぁと

思いました。そういう判断が鈍ってきているのか、本当に何も考えていないのか

どっちなんだろう？と思いますが。

まぁ、道があり続ける限りはどうにかすれば家まで帰れるってことでしょうか。

でも、それにはある程度の感というものが必要だということをお忘れなく。

おうみはちまんのたび 其の②

おうみはちまんのたび　其の②