災害対策について・・・・
ことしは,東日本大震災があり,1万5,960人の人命が失われ,家屋は27万7,000棟を崩壊した,日本の観測史上最大の災害がありました。また,ことしの台風15号では死者16名,行方不明2名,負傷者380名以上,春日井市においては死者は出ませんでしたが,家屋の床上・床下浸水が397件,庄内川河川敷の田畑やグラウンド,細野,西尾,内津の道路の一部破損など,市全体として大きく被害を受けました。年々ふえ続ける自然災害にさらに目を向けていく必要があると感じます。
過去の阪神・淡路大震災では,6,400人を超える方が犠牲になりました。その一方で,倒壊した建物や家具の下敷きになった状態から2万7,000人以上の方が救出されております。救出された方の8割は,近隣の方や家族によって救出されており,いざというときの地域の協力体制の重要性を感じます。
大規模災害のときは,道路も寸断され,消防車や救急車も到着に時間がかかります。また,電気や通信も途絶えてしまうことや,同時に多発火災も起こり,消防や警察もすぐに現場に来てくれるとは限りません。災害時は一刻も予断を許されない状況で,自分たちでみずからの安全を守り,隣近所の人たちと協力して被害に遭った人を救助・救援しなければなりません。こうしたことから,阪神・淡路大震災後から住民自身が自発的につくる自主防災組織が注目され,全国的に広がりを見せております。
質問として,春日井市における地域の自主防災組織の現状と活性化の取り組みについてお聞かせください。
アトム通貨について・・・
アトム通貨は,2004年,鉄腕アトムの舞台でもある東京・早稲田の商店街から始まりました。春日井市においては,商店街連合会の設立60周年記念事業として,商店街,NPOが参加され,アトム通貨実行委員会春日井支部が組織され,ことし9月より開始した地域通貨です。
地域通貨は,全国各地で取り入れられており,千葉の「ピーナッツ」,東京・渋谷の「アースデイマネー」,宝塚市「ZUKA」など,地域ではある程度認知されているものもありますが,日本国内には紙幣タイプや電子マネータイプなど400以上存在し,その大半は小規模点在で,効果があらわれないものが多くあります。その中,アトム通貨は,キャラクターの知名度もあり,南は沖縄・石垣市,北は北海道・札幌市,愛知県では春日井市に続き,ことし10月から安城市も開始しております。
先日,安城市の飲食加盟店に視察に行ってきましたが,さまざまな形で活用されておりました。例えば,家族間のコミュニティ活性化の目的で,親子三代での来店された方に進呈,また,CO2削減や飲酒運転撲滅運動の目的で,自転車や徒歩で来店された方に500円分進呈など,活用されておりました。
アトム通貨は,「鉄腕アトム」の作者である手塚治虫のメッセージも込められており,「未来の子どもたちのために」をテーマに,地域環境に優しい社会,地域コミュニティが活発な社会,国際協力に積極的な社会,教育に真摯に向き合う社会の4つの理念に沿った社会貢献活動を支援している通貨です。通貨を発行した分は地元の加盟店で消費され,確実に地元で循環されます。大きく広がれば,春日井経済の活性にも好影響があると考えます。
このすばらしい理念を持つアトム通貨ですが,始まったばかりで,春日井市民の中では知らない方も多くいます。質問として,春日井市におけるアトム通貨の現状,どのように使われているか,普及対応についてお伺いいたします。
ことしは,東日本大震災があり,1万5,960人の人命が失われ,家屋は27万7,000棟を崩壊した,日本の観測史上最大の災害がありました。また,ことしの台風15号では死者16名,行方不明2名,負傷者380名以上,春日井市においては死者は出ませんでしたが,家屋の床上・床下浸水が397件,庄内川河川敷の田畑やグラウンド,細野,西尾,内津の道路の一部破損など,市全体として大きく被害を受けました。年々ふえ続ける自然災害にさらに目を向けていく必要があると感じます。
過去の阪神・淡路大震災では,6,400人を超える方が犠牲になりました。その一方で,倒壊した建物や家具の下敷きになった状態から2万7,000人以上の方が救出されております。救出された方の8割は,近隣の方や家族によって救出されており,いざというときの地域の協力体制の重要性を感じます。
大規模災害のときは,道路も寸断され,消防車や救急車も到着に時間がかかります。また,電気や通信も途絶えてしまうことや,同時に多発火災も起こり,消防や警察もすぐに現場に来てくれるとは限りません。災害時は一刻も予断を許されない状況で,自分たちでみずからの安全を守り,隣近所の人たちと協力して被害に遭った人を救助・救援しなければなりません。こうしたことから,阪神・淡路大震災後から住民自身が自発的につくる自主防災組織が注目され,全国的に広がりを見せております。
質問として,春日井市における地域の自主防災組織の現状と活性化の取り組みについてお聞かせください。
アトム通貨について・・・
アトム通貨は,2004年,鉄腕アトムの舞台でもある東京・早稲田の商店街から始まりました。春日井市においては,商店街連合会の設立60周年記念事業として,商店街,NPOが参加され,アトム通貨実行委員会春日井支部が組織され,ことし9月より開始した地域通貨です。
地域通貨は,全国各地で取り入れられており,千葉の「ピーナッツ」,東京・渋谷の「アースデイマネー」,宝塚市「ZUKA」など,地域ではある程度認知されているものもありますが,日本国内には紙幣タイプや電子マネータイプなど400以上存在し,その大半は小規模点在で,効果があらわれないものが多くあります。その中,アトム通貨は,キャラクターの知名度もあり,南は沖縄・石垣市,北は北海道・札幌市,愛知県では春日井市に続き,ことし10月から安城市も開始しております。
先日,安城市の飲食加盟店に視察に行ってきましたが,さまざまな形で活用されておりました。例えば,家族間のコミュニティ活性化の目的で,親子三代での来店された方に進呈,また,CO2削減や飲酒運転撲滅運動の目的で,自転車や徒歩で来店された方に500円分進呈など,活用されておりました。
アトム通貨は,「鉄腕アトム」の作者である手塚治虫のメッセージも込められており,「未来の子どもたちのために」をテーマに,地域環境に優しい社会,地域コミュニティが活発な社会,国際協力に積極的な社会,教育に真摯に向き合う社会の4つの理念に沿った社会貢献活動を支援している通貨です。通貨を発行した分は地元の加盟店で消費され,確実に地元で循環されます。大きく広がれば,春日井経済の活性にも好影響があると考えます。
このすばらしい理念を持つアトム通貨ですが,始まったばかりで,春日井市民の中では知らない方も多くいます。質問として,春日井市におけるアトム通貨の現状,どのように使われているか,普及対応についてお伺いいたします。