はじめまして。立瀬マサキと申します。私が強迫性障害を発症してから5年以上が経ちます。5年の間に多くの浮き沈みを経験しました。今回同じ病で悩んでいる方々と情報を共有したいと考え、このブログを開設いたしました。たくさんの方と協力して、強迫性障害という魔物の特徴や行動パターン、対策法について探っていけたらいいなと思います。
さて、私は強迫性障害に関する文献をいくつか読み通しましたが、そのうえで、私が強迫性障害を発症した経緯は少し特殊に思えましたので、まず次の投稿からは「ゾウのはみがき」と題した小説形式で、私の過去をつづらせていただきたいと思います。先にその要旨を少しかいつまみますと、私の強迫性障害は中学校の時一人の同級生によって植え付けられたものなのです。私はその者を生涯許さないつもりでいます。私が中学三年生だった2005年3月15日、その日は卒業式の前日にあたり「三年生を送る会」が催されました。その席上で右隣に座っていたその同級生(以下Bとします)は私のアゴが少ししゃくれていることを貶める悪意で、私のアゴを手のひらで下から押し上げるという嫌がらせを執拗に繰り返してきました。私がせめてもの反抗に拳でBの二の腕を横から小突くと、Bは私の小突いた回数の二倍の回数分、私の二の腕を小突き返してきました。
私は反抗らしい反抗もできないまま「三年生を送る会」の二時間がおわりました。
それから一ヶ月が過ぎた頃、私は愕然とする事実に気がつきました。「三年生を送る会」の場で、Bに複数回触れられた皮膚の部分、すなわちアゴの先端、右の二の腕の横側の二箇所に不快感が生じていたのです。Bに触れられてから4年が過ぎても患部の不快感は軽減しないばかりか、私はアゴや二の腕について不快感だけでなく不潔感をも抱くようになっていました。偶然アゴに触れてしまったとき手を洗わなければ気がすまなくなっていたのです。
このようにして私と強迫性障害との長い闘いは始まりました。さわりをお読みになった方はこれだけでもすでにかなりネガティヴな心情を起こされたかと思いますが、「ゾウのはみがき」本編は上の来歴をさらに詳しく描写した輪をかけてネガティヴな内容となっています。強迫性障害に悩む間、文献やお医者の先生からの助言に「自分の心理を具体的に客観的に知ることが強迫性障害を克服するのに役立つ」と何度か触れられてありましたので、そうした形式を選ぶことにしました。本編をお読みになる方はご飯を食べてから、深呼吸をしてから読み始めることをおすすめします。
