最近 健康についてのお話が続きます
循環器内科に行った時のこと
「血圧が低いので 朝 お味噌汁を飲むことにしています。」
すると 先生が 「それでは もれなく 老後に寝たきりがついてきますね」
と嬉しそうに。
お味噌汁って体にいいのでは
「血圧は 心臓の専門家からいえば 110辺りが一番よいのです。
塩分は 血管を硬くします。
出来るだけ お味噌汁は週に二回ほどにね。」
と。 なるほど 1日の塩分量を調整することが心臓にとってとても大切なのですね
そこから 血圧について考えました
私の血圧は 調子が良い時で 上100 下70
低い時で 88 60
というところでした。
病院では 血圧 ってよく計りますよね。
高いですね 低いですね
その言葉だけで 血圧を理解していないことありますよね
血圧とは 体にとって いったいなんなのでしょう
血圧を 短く説明すると 「心臓から送り出される血液の血管への圧力」 ということになるわけなんですが
血圧 10〜20の差 って思っているより大きいのです。
血圧の単位は ㎜Hg という単位で表されます。
Hgとは 水銀を表す化学記号で 血圧140というと 1㎠あたりの水銀を140㎜ 垂直に押し上げることができる力です。
水銀はとても重いものなのでこれを水の比重に変えてみると なんと 1m90㎝ 水を押し上げる力となるそうです
そんな力が かかっているとするとはびっくりですね
血液は水より比重は重いものの そのパワーを理解しなくてはいけないようです。
高血圧が危険ということもなんだか納得できますね。
最近見つけた本に このようなことが書いてありました。
高血圧になりだしたら 「身の丈を知ろう!」
私は血圧が気になり出してから こまめに血圧を測ってみました。
朝起きた時、 食事の前後、 トイレの前後、 お風呂の前後 リラックスしている時、 イライラしている時など。
気になるときに。
なるほど 血圧は日々 細かな変動をしているのね
緊張 リラックス そんな状態で1日の中でも色々変化していくのです
それは 感情とともに変化していることも分かりました
1番血圧が上がったのは、
やはり動悸がして不安になったときでした。
高血圧が気になりだしたら 生活の中に 緊張や自分以上の世界を頑張り過ぎているのかもしれません。
負けないように。
努力して。
頑張って。
緊張して。
比較して。
そんな時に 歯を食いしばったり
気付いたら体に力が入っている時間が長かったり
高いヒール履いて 頑張って一日仕事してみたり。
高齢になって 血管が硬くなり 血圧が高くなることはよくあります。
なんだか気が短くなった。
思うように体が動かない。 イライラする。
食生活も関係ありますが、心が血圧をあげることもあるんです
ということは 心や考え方を変えれば 血圧は正常に近づくということかもしれないのです。
毛細血管があって 心臓が存在する。
私たちは 一人で生きていくことも 成功することもありません。
家族や 友人や 会社の仲間や 地域の人々に支えられて
存在しています。
心臓も同じだと 思えば
ああ、一人で頑張っているな と感じるでしょう。
もっと任せてみましょう。
信じてみましょう
逆に低すぎる時は 気配り、気遣い しすぎなときもあります。
そんな時は 自分を大切にすると
正常値に近づいてくるようです
そんなことに気付いてから
血圧は110 70 前後の数値が 多くなりました。
血圧って 心で動くんだな
心臓だもんね
カウンセリングで150という血圧が安定したという結果も聞いたことがあります。
心と体は切り離すことは出来ないものですね。
実は毛細血管は 育てることができるんです
冷え性やずっとヒールを履いている人、運動をしないと
毛細血管がゴースト血管になるそうです
そりゃ 心臓頑張っちゃいますよね。
血圧上げて。
毛細血管 を意識するだけで 心臓は生き生きと。
全ては繋がって いることを意識するだけで
心も生き生きと
正常値って 人それぞれなのかもしれません。
でも 実は体はいつだって 細やかなサインを
出し続けています。
朝の光に包まれて ほっと一息 ティータイム。
血圧を測り忘れたと 気づいたとき。
あれ、私 元気になってるな。
逆に そんな気持ちにもなるのでした