知り合いのための内容なため、一般に来られた方には対応できないです。ご了承を。
AutoCADを使っていると、寸法表記に正規の表示よりも縦横(XとY)をある点からある点の場所を同時に表示させたほうがいい場合がある。
グローバル原点(ワールド座標とかグローバル座標とも言うらしい)X0、Y0からのある点の位置までなら同時にできるマクロはあちこち情報はあるのだけど、ローカル原点からとなると‥。
そこで見よう見まねでXY座標を同時に表示させるマクロを作ってみた。
今ではかなり重宝して使っている。
マクロはYahoo!の知恵袋で出ていたhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14130477689の1つ目のマクロを参考にさせてもらった。 直列 *^C^C_id;\$M=;;_ucs;w;_leader;$(getvar,LASTPOINT);\;X=$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)));Y=$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)));;ucs;p; 並列 *^C^C_id;\$M=;;_ucs;w;_leader;$(getvar,LASTPOINT);\;"("$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)))","$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)))")";;ucs;p; 縦 *^C^C_id;\$M=;;_ucs;w;_leader;$(getvar,LASTPOINT);\;X=$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)));Y=$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)));;_leader;$(getvar,LASTPOINT);\;"("$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)))","$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)))")";;ucs;p; *^C^C_id;\$M=;;_ucs;w;_leader;$(getvar,LASTPOINT);\;"("$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)))","$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)))")";;_leader;$(getvar,LASTPOINT);\;X=$(rtos,$(index,0,$(getvar,LASTPOINT)));Y=$(rtos,$(index,1,$(getvar,LASTPOINT)));;ucs;p; ただucsの場合ではグローバル原点からになってしまうことからそれぞれをローカル座標にするには適してないので、ここを変更させることになるわけだったけどねぇ。 結構大変だった。 (実はUCSってのがよくわかってないとろにゃんなのだなぁ。もともとAutoCADは専門じゃないし、所詮図面すら描けないって程度の実力ゆえに、うまく説明ができない) 3つ目と4つ目のマクロは座標指定後、右クリックをさせると例えば上から3つ目のマクロであれば、 直列 X~ Y~ から 並列 (X~,Y~) 表記になり、これは自分にとっては必要ないため、1番上である直列表記のマクロから修正させることにした。 |
下の画像は上の画像を例に、ある点(原点)をX0、Y0として、X130、Y100などそれぞれの位置に引出線を用いてXYを同時に表記させていったものになる。
これはローカル座標の原点を指定して、次に目的を選ぶことで寸法表示させるっていうもの。
やり方は右クリックさせて次の点を選ぶと次々とローカル原点からの座標を一発でXYが出るようになるのだ。
当然、円の真ん中(この場合X130、Y100の場所)を原点にして他の穴位置の座標を指し示すことも可能である。
非常に便利である!
ただ、これは正式な表示方法じゃないため、一般に図面として出せないのは言うまでもないことだけどね。
この使い方はいろいろあって、自分ではCAMやプログラムでの座標を一発で出したほうが入力が簡単なため、よく使うことになっている。
うふふ。
さて、AutoCADに導入するにはAutoCAD 20xx(俗に言うAutoCAD R版とかレギュラー版)とAutoCAD LT 20xx (AutoCAD 2016とかAutoCAD 2017 、AutoCAD LT 2012やAutoCAD LT 2018など)でやり方が異なる。
AutoCAD LT版は何もしなくてもいいけど、AutoCAD レギュラー版はスタートアップで「TdMacros.lsp」というファイルを読み込まなくては動かない。
マクロにSETENVとGETENVが入っているとLTでは問題ないのだけど、R版ではLT用のコマンドを使えるようにする必要があるため、「TdMacros.lsp」をあらかじめ読み込まなくてはならない。
TdMacros.lspのダウンロードはこちらのページからダウンロードすることになる。
また導入方法もそのページに記載されているのがありがたい。
マクロについてはここでは出さず、テキストファイルにておいておこうと思う。
あまり知らない人に知られるのが恥ずかしいために‥
また知っている人に公開するもので、一般には‥。
マクロはそのまま使うことができず、画層は「DIMENSION」になっているため、それぞれの環境で各自任意に変更してもらう必要がある。
↓↓ ダウンロード先、知り合いの方は↓↓
XY座標のマクロ
当然、このファイルを開くにはパスワードが必要になる。
(知り合いはもう必要ないとのことなので、ダウンロードは終了いたしました2020年5月)
一般に公開せず、「必要なら」ピグ内におけるチャットでのみお伝えするくらいで、それ以外では公開はしない。
(メッセージも受け付けない)
ご了承を。
おわり。
(こういうのは土木や測量座標として必要なのかな?よくわかんないけど)