エニアグラムのダイナミクス―ウイング― | きゅ~じ~の自己発見ブログ

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 エニアグラムのダイナミクスで一番有名かもしれないのは“ウイング”の概念です。これは、各タイプは常に隣りのタイプの影響を受けるというものです。





 基本的に、エニアグラムにおいて各タイプの中間というのは存在しませんし、一人の人間が複数のタイプを持つというのもありません。ですから、“ちょうどタイプ1とタイプ2の中間のタイプ”というのは存在しないのです。しかし、例えば“タイプ2っぽいけど実はタイプ1”とか“パッと見た感じではタイプ4とタイプ5の中間っぽい人”というのは存在します。自分で性格タイプの診断を行った際にも、2つのタイプが同じくらいの可能性だったってことは十分あり得ます。というより、“純粋なタイプ○”というのは天然記念物のような存在です。






 これを説明するための概念が“ウイング”なのです。となりの性格タイプの特徴を借りることで、より様々な環境に対応できるようにします。





 基本的にウイングは隣のタイプのどちらか片方です(まれに両方のウイングを持つ人もいるようですが)。そう考えると、“基本的なタイプ+ウイング”という表記が可能になり、各タイプは全部で18通りのサブタイプに分かれることになります。例えば、基本的なタイプが4で、ウイングが5の人はタイプ4-5と表記できます。また4w5という表記もあるみたいです。






 注意していただきたいのは、ウイングは必ず隣のタイプであることです。ですからタイプ1-6というものは存在しません。






 このウイングがわかってくると、エニアグラムがより面白く感じると思います。御自身の性格タイプを探すとき、ウイングも考慮してみるとタイプ判別がしやすくなるかもしれません。






↓参考文献です。

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