hungry_nowのブログ

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昨日、IBC岩手放送主催の『きたやまおさむアカデミックシアター』に行ってきた。

きたやまおさむアカデミックシアター
http://academic-theater.jp/index.html

親友加藤和彦さんを亡くされたときの心の空白と、東北大震災に遭われた人々の、心の喪失感の共有が主題だと思うんだけど、笑ったり、涙したり、歌ったりと、大変気ぜわしい(笑)講演会でした。

菊池幸見アナウンサーの司会進行で始まった公演は、清潔恐怖症の患者がどのように形成されるのかと、日本神話が残した日本人特有の呪縛に関係する繋がりを解き明かし、その克服がどのように心を展開し克服されるものなのかを精神科医の立場でレクチャーしてくれた。

誰もが共感できる事例を多数交え、分かりやすく説明し、考え方の転換(発想の転換)がどのように起き、納得しはじめてからの行動の変化まで、手に取るような説明でした。

「それは除染の前からある、日本の古くからのケガレ恐怖です。」

伊弉諾尊(伊邪那岐命・いざなぎ)が、出産が原因で黄泉の国に行った伊弉冉尊(伊邪那美・いざなみ)を探しに行き、出会うもその形相にギョッとして戻ってくるというストーリーが、日本人を縛り続ける呪縛であるという。

「日本には古来から「汚いもの」「醜いもの」をタブーとし、「ミソギ」「ハライ」「キヨメ」「水に流す」心理が働くが、これが世界的にみても珍しい清潔恐怖症に繋がっているのではないか。この分野の心理学的研究は少ないのです。」

「日本の男は、いつものぞき見をする。神様もする。女の人、心当たりないですか(大笑)やっぱり、岩手の男もそうなんだ。日本神話や各地で語られてきた昔話しに出てくる男は「見てはいけません」って言われるのに、絶対見てしまう。そしてギョッとする。このパターンが非常に多い。」

ここから「鶴の恩返し」など、実際に男がギョッした物語りを披露する。

「汚いものとは、割り切れないもの。分からないもの。患者は、無意識に繰り返す「心の台本」の広く共有される部分を語る。小さい頃に母親から注意された汚いものを触ると、母親を悲しませる。それはしたくない。だから清潔であることは母親を喜ばすことでもある。ここのところが無意識に焼き付いて清潔恐怖症に繋がっていくのです。このことを克服するには、「心の台本」物語りのストーリーを変える必要がある。」

「心は胃袋。事実を受け入れるには時間が掛かる。」(とき=とかす)

これ以上はネタバレになると思われるので、きたやまおさむさんのDVDなどを買われるといいかな。

この後、菊池幸見アナウンサーとのトークライブと会場のお客からの質問を受けた。

自分以外、ご主人も家も何もかも流されて、心に開いた穴を埋めることができない。3.11前の現実だった思い出を中々思い出す機会がない女性からの質問は、聞いているこちらも胸が痛んだ。

その後、福岡から飛んできたというミュージシャン行徳伸彦さんのギターを交えて、数曲披露してくれた。

「あの素晴らしい愛をもう一度」を会場と一緒に合唱し、最後、フォーク・ギター一本で「帰ってきたヨッパライ」を披露してくれた。

こういう公演をみると、つくづく思うんだけど、ウチらは一生を掛けて何度も感動したいんだと思う。

日々の喜怒哀楽の観察や、人の心を知る気持ちが豊かになるほど、感動の質も深くなるような気がする。

まだまだ感動し続けたいな。

今日、届いたペンダント。忌野清志郎さんも着用していたやつ。
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