乳ガン検診
40ウン歳にして、はじめて乳ガン検診を受けた。
自分は大丈夫、また行けるときに行こう、そんな愚かな自分だったが、最近の芸能人の方の乳ガンのニュース、闘病の体験談、そして久しぶりに会った同級生の友人が乳ガンの治療中だという話しを聞き、ショックだった。
そして、まずは検診に行こうと思い、すぐに予約を入れた。
はじめての乳ガン検診が終わり、数日後に送られてきた封筒、要精密検査。
その封筒を見ても、まだ大丈夫だろうと思う愚かでお気楽な自分。
しかし、さすがにここは早めに再検査を受けなければと、再検査へ。
あまり緊張せず、マンモグラフィーと超音波検査。
とりあえず大丈夫そうな雰囲気だったので安心したのもつかの間、ちょっと気になる部分があるので、ここだけは組織検査しましょうと、針で検査。
い、痛い。
ここではじめて、怖さが出てきた。
針が入っていく様子が、画面にうつる。
こ、怖い。
たったこれだけのことにも、うろたえてしまう自分。
実際に、乳ガンの治療に取り組まれている方は、痛みや苦痛や恐怖、色々なものと闘っておられると思う。
そんな方に検診に行きなさいとアドバイスいただく自分、愚かで恥ずかしい。
今までありがたいことに、特に大きな病気もなく過ごしてきたが、健康であることは当たり前ではない。
きちんと自分に向き合わなければならないとあらためて思う。
二十歳の誕生日
今日は娘の二十歳の誕生日。
本当に大きくなりました。
母子手帳に書かれてある分娩時間42時間(笑)
あー、長くて痛くてシンドかったよなーと思うけど、正直痛みは覚えていない。
生まれてきたときにへその緒が身体に巻きついていて、もし首のところだったらもっと大変なことに…と言われ、無事に生まれてきたことに、ただ安心したことを覚えている。
いろんなことがありました。
泣いたり笑ったり、悩んだり道に迷ったりしている娘の姿、たくさん見てきて、今も将来について迷いもあるとは思うけど、昔の娘にくらべたら、ずいぶんしっかりしてきたし、ポンッと背中をおして見守っていられる気がする。
しっかり前に進みなさい。
後ろから、しっかり見てるから。
迷ったら、少しだけ後ろを振り返って。
大丈夫、ちゃんと見てるから。
いつまでも見てるから。
二十歳のお誕生日、おめでとう

