心配事の9割は起こらない | ☆★☆キャリーに憧れて☆★☆

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心配事の9割は起こらない        枡野俊明        

                         ★★★★☆




これは去年に買って、ゆっくり二回も読みました。


一度目読んだ後、すぐブログにアップをするのを

忘れてしまうのが原因ですが、

二度目フォトリーディングで読むと、

さらに深まり、身につくので、

多少時間はかかってますが、よしとします(笑)




さて、この本、

きっかけは去年、母が新聞広告で観て勧められて・・・

というのがきっかけです。



当時、私は本当に起こりもしないことを

無駄に心配しては、大事に至らず・・・

ということを繰り返していました。



もっと言えば、今もその心配事というのは

続いています・・・・



だけど、この本を読んだ後すぐは、

少し、心が落ち着くのです。

一瞬は忘れることができる・・・というか、

心配事は起こらない!と

強く思えます。

でも、また病気のようにぶり返すので、

ちょこちょこ読み直すのがいいかもしれません(笑)



この作者は、曹洞宗徳雄山建功寺住職をされている方なので、

この本は仏教の教えを入れながら、

心配事をしないようにするための知識を

わかりやすく書いてくれています。




作者が一番この本で言いたいこと、それは



余計な不安や悩みを抱えないように、

他人の価値観に振り回されないように

無駄なものをそぎ落として、

限りなくシンプルに生きる。




この気持ちが大事なそうです。

そのためにはどうしたらいのかということが書かれています。

たとえば


○『妄想』をしないこと。

 「あれがほしい」という我欲も

 「これを手放したくない」という執着も

 他人がうらやましいという気持ちや

 自分はダメだという思いも・・・・


 すべて妄想です。


 大切なのはその妄想をできるだけ減らすということ。


 そのためにはものごとを『対立的』に捉える考え方をやめること。

 「勝・負」「美・醜」「貧・富」「損・得」など・・・


 どうしても比較してしまう。

 だけどよく考えて。

 どんなものもどんな人も他とは比べようがないということを

 例を出しながら教えてくれます。



○今を一生懸命生きる

 過去の栄光にすがっても意味がない。

 それは今の生き方の自信のなさを表明しているのと同じ。

 誠実に、一生懸命生きていたら、必ず、誰かが見てくれているし、

 必ず、いい縁がうまれる。


○持ち物を減らす

 これはよく聞きますね。

 荷物が多いのは不安な心の表れだと・・・

 部屋がもので溢れかえっているのも然り。

 なぜならそれは執着の表れなのだそうです。

 ものを一つ捨てることは執着から一つ離れるということを覚えておく。



○自分のものさしで生きる

 他人の価値観に振り回されないために自分のものさしを作る

 そのためには知識はもちろんだけれど、

 やはり、思い悩まないで実践。その経験の中で

 身体で感じるものを体感する。それがものさしの作り方。




すべて当たり前のことが書いているのですが、

今一度、再認識しなくてはいけないなと思う、フレーズが多く、

禅語などもたくさん出てくるのですが、

いろんな知識にもつながります。


上記に示したものはほんの一部です。


だけど、上記なことができるようになれば、

今、私を取り巻く心配事はほとんどなくなるのだと思います。


最近、友達に言われます。

「ななせの思考、生き方ってしんどいな」と・・・


私も客観的に見てそう思います。

しなくていい心配事が多く、

被害妄想、マイナス思考がきつくて、

自分でもしんどいです。


この本を読んだ後はすがすがしく、

前向きに生きられそうに思うのですが、

まだまだ妄想病が再発するので

もう少し、修行したいと思います。


この本、私にとってはとても助かった本です。


皆様もしんどくなったら読んでみてくださいラブラブ