外でドリンクを買う機会が増える夏。
喉の渇きを癒したいのか、冷えたペットボトル容器を首筋にあてたいのか、どちらにお金を出しているのか分からなくなるほど思考が停止するのは厳しい暑さのせいでしょうか。
自分で買うなら「お茶」「お水」「ブラックコーヒー」あたりに落ち着く。
たまに冒険心と好奇心に煽られて、新発売の液体をレジに持っていくこともあるけれど、ほとんどは無難で飾り気のないチョイスになる。
「ちょっと飲みもん買ってくる」と
出かける夫に、何がいい?と尋ねられた。
具体的に答えたほうが考える手間を省いてあげられると理解しつつも、私は「おまかせで」と返す。私にとってこれは夫婦のコミュニケーション…、そんな高尚な物ではなくじゃれつくようなものだと捉えていつも楽しんでいる。夫のほうはただのおつかいだと思っているかもしれないが。
帰ってきた夫に何を渡されても美味しく飲めるバカ舌でよかった。
さすがに墨汁を渡してきたら「あんたは愛新覚羅溥儀か」と拒否するが、彼はたぶんラストエンペラーを観ていない、よってこれは訪れることのないイベントだろう。
今日はフルーツ風味の紅茶をいただいた。
なんか「洒落た人」として扱われたような嬉しさがある。
我ながらおめでたい。これも酷暑によるものだろうか。