先日、ワクチン接種の一回目を無事終えました。

 

車で行けば20分もしないところなのですが、うちは車がないので、通勤方法は全て地下鉄かバスです。

ご存知の通り、最近ではアジア人に対するヘイトクライムが増えており、NYCでもその呼びかけがあり、

実際一人で地下鉄に乗るのは今のところすごく不安だったので、主人に頼んで一緒にきてもらいました。

 

主人はもうすでにワクチン2回接種を終えています!

 

さて、地下鉄はコロナ禍の影響で、まだまだ以前とは違い、ほとんど空いていました。

ワクチン接種の予約は、以前も書いた通り、自分の行きやすい場所を選ぶというより、とにかく予約が空いていればどこでも選んでしまわないと、次にいつ予約が取れないかわからないというような感じです。

今はもう16歳以上が接種対象の年齢に引き下げになったので、かなりの量が出回っているかと思います。

 

私のワクチン接種場所は、ラテンアメリカの移民が多い地域で、駅を降りる途端、サルサの音楽が聞こえてきて、マスク越しにもスパイスの香りが漂ってきます。

ホームから階段を降りて、出口へ向かうと、5、6人の警官が立っていました。セキュリティのため、今はこうして警官が駅に常にいることも普通になりました。

 

さて、1ブロックほど歩いたところにある、大手薬局店の中に予約があります。

日本で言うキリン堂やアカカベ薬局といったところでしょうか。

なんでも置いてあり、とても便利ですし、薬局の奥には薬剤師がいて薬を処方もしています。

その場所に、二人ほど距離を保ちながら並んでいるのがわかり、ワクチン接種はここで並ぶのですかと聞くと、アジア系の女性があそこでサインインをするのよ、と丁寧に教えてくれました。

そして、無事サインインし、その女性のいる場所へ行き、私も距離を保ちながら列に並びました。

その女性の前には1人若い白人の男性も並んでいます。

彼の順番が回ってきて、ものの3分ほどで出てきて、女性と私は思わず、Yeah! Congratulations! You did it!と歓迎と祝福をしました。そして、気さくにその男性も、やっと打てた、嬉しい!と言って、椅子に座り15分待ちました。ワクチン接種後は、何かあっては行けないので、15分は静かに座って待機します。

そして、次の女性が入り、同じように祝福しました。

私の番が回ってきて、無事痛みもなくすっと終わりました。

ずっと待ち侘びたワクチン接種が無事できて、感無量になりました。

これまでにワクチン作成のため、多大な労力を費やしてこられた研究者の方や医師たちに、改めて感謝の気持ちが込み上げてきました。

 

次の日は、予想通り、腕の痛みはありましたが、それ以外は熱もなく大丈夫でした。

数日経った今はもう、体のだるさもなく、なんともありません。

次回は5月上旬にあります。

もっと多くの人がワクチン接種できますように。。。