パリパラリンピックが終わりました。
結果は
男子シングルス、男子ダブルス共に5位入賞。
まずはここまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
日本代表になってから9年目でようやくこの舞台に立つことができました。
初出場でどちらも入賞することはできたものの、
どちらもメダルをかけた準々決勝で敗退。
メダル決定戦の準々決勝で勝つことができなかったのは、
勝負どころで1点を取る力、勝ち切る力が足らなかったことだと思います。
対戦相手の一球一球にかける思い、勝負どころでの思い切りのあるプレー、緊張をしている中でも質の高い球を出してくる精神力。
これがトップ選手の「パラリンピックに向けて仕上げてくる」ということなんだと感じました。
自分にはこの舞台で「絶対に勝ってやる」という覚悟がまだまだ甘かったなと。
ただ立位から車椅子に転向して、2年後にパラリンピックに出場できるなんて、奇跡のようなもの。
ある意味、出場権を獲得できただけでも、自分を褒めてあげたいと思います。
連日沢山の方からもメッセージをいただき、改めて沢山の方に支えていただきながらプレーをしているんだなと、感謝の気持ちしかありません。
そして現地には家族、親戚、会社の応援団の方々、友人、コーチ護のご家族が応援に来てくださいました。
パリの会場に響き渡る「シチノ!シチノ!」コール。
本当に力になりました。
楽しさもあり、悔しさもあり、嬉しさもあり、悲しさもある、様々な感情の入り混ざったパラリンピックでした。
そして初めて護に国際大会に帯同してもらいました。
同じクラブチームで練習していただけの仲だったのに、気づいたら二人でパラリンピックを戦うなんて、感慨深いです。
初の大舞台での緊張や会場の物凄い歓声の中、自分のプレーを貫くことができたのは、ベンチからいつも通りのサポートをしたくれた護のおかげです。
沢山応援してくださる方がいる中で、この大舞台で戦えたことは自分にとって大きな財産となりました。
これからのことはまだ自分の中で考えがまとまっていないので、9月の全日本終わったらゆっくり考えます。
改めて、応援本当にありがとうございました。