今日であの3.11から1年が経過した。
被災地では、現在でも復興が行われている。
確かに、物質的な復興、
たとえば、救援物資やインフラの復旧も必要であろう。
しかし、本当に被災者が求めているのはそのような物質的復興だけなのだろうか?
少し前に報道されたが、
被災者の方が被災地で霊を見たりすることもあり、
非常に精神的な、霊的なフォローが必要になっている。
しかし日本は、そのような精神的なフォローを十分に行っているとは思えない。
東日本大震災から1年がたった今日、
世界各地で日本の被災者の鎮魂を祈念したミサや追悼式が行われた。
フランスではノートルダム寺院で行われたという。
海外諸国では、そのような追悼式を宗教的な考え方で、
主に“鎮魂”を心から願って行っている。
しかし日本では、宗教的な考え方に基づいて追悼式を行っているとは考え難い。
というのも、現在日本でははっきり言って宗教や信仰心が尊ばれていないからだ。
しかし、日本が日本神道の神々がお創りになった国である以上、
もし日本人が聖なるものを尊ぶ気持ちを忘れてしまったのならば、
神の国としての日本の存在意義が薄らぐことになるだろう。
東日本大震災から1年がたった節目の今日に、
日本人は今こそ聖なるものを尊ぶ気持ちを思い出し、
宗教的真理に基づいた復興を行うべきである。