エネルギー政策 | 幸福実現党・学生部

幸福実現党・学生部

幸福実現党の学生有志により運営されているブログです。

今日は東電社員の方とリバティ編集部の方とエネルギー政策についてのフリーディスカッションに参加させていただきました。

自分は基礎知識が不十分なので、やや気後れ気味ではありましたが、大変興味深いお話しを聞かせていただくことができました。

竹内均先生の霊言でもあったように、21世紀中はまだ火力と原子力を中心とした発電は変わらないだろうというのが一つの結論ではありました。

そのうえで今後20年くらいは原子力発電が停滞していくとすれば、天然ガスやメタンハイドレード、石炭による火力発電に重点がおかれる、おかれるべきであろうという話しでありました。

日本近海に眠るメタンハイドレードなど新エネルギーの開発は当然として、今後120年は発掘され続けると言われる石炭にも注目すべきだという話しが印象的でした。

石炭はオーストラリアやブルネイなど比較的政情の安定した地域から、チョークポイントを通過せずに輸送されてくるためもっと輸入を考えるべきとのことでした。

しかし、そこで問題となるのが二酸化炭素排出が地球温暖化の原因であるとする俗説に基づいた排出規定です。

地球温暖化の二酸化炭素説というのは気候学から出てきているものであって、地球物理学などの立場からするとウソであるという話しがありますが、実際その通りだと思います。

原子力の推進が滞るのであれば、二酸化炭素排出の規定は、今こそ捨てるべきだと思います。

とはいえ、原子力を金輪際利用しないという発想であっても今後の世界的人口増の時代に立ち向かうことはできません。

我々は、原子力発電の安全性を高める投資を惜しまないことと同時に世論に対する働き掛けもしていかねばなりません。

また東日本と西日本とで周波数が違うために西日本からの東日本への電力供給が充分ではありません。

東日本から西日本に旅行でもした方はわかると思いますが、全く別の国に来たかのような気がします。街は明るいし、暖房もつけ放題、西日本はなんて豊かなんだと感じます。

こういう体験をすると、政治の役割とは何かということや自由化や競争政策、規制緩和と中央集権的なやり方との中道とは何かということについて考えさせられます。

エネルギーについての基本的な話しから政治の役割について、ほかにも様々に議論させていただきましたが、非常に有意義なお話しが聞けました。

僕は正直、エネルギー政策についてはシロウトですが今後も勉強を続けていきたいと思いました。ちなみに今回のディスカッションはHS政経塾とは関係なく偶然(必然?)の出会いから話しが始まりました。

政治家には文系的な発想だけでなく、理系の知識もある程度、求められるので今後ともいろいろなところに首をつっこんでゆきたいと思います。


川辺賢一