2018年10月3日は、術後11ヶ月目の定期受診日でした そろそろ、肛門管がんの手術から1年が過ぎようとしているので、闘病中の気持ちを日記を、ブログという形に残そうと思います。
本当に悩んでいる方や不安を抱えている方に読んで頂けるよう、真面目にでも、明るく書きますのでよろしくお願いいたします
病名は『肛門管がん パジェトタイプ』
入院日は2018年10月30日
手術日は2018年11月2日
退院日は2018年11月20日
入院期間は22日間 長期入院でした
さて、私のがん発覚への道のりはここから始まります
便秘が始まったのは、中学1年の時と自覚しております。和式トイレから洋式トイレに移行された時期で、排便の仕方がわからなくなってしまっったんです。更にひどくなったのは20歳からで、仕事柄変則勤務で夜勤があり、スッカリ生体リズムが崩れてしまいました。若い時から数年に1度は硬い便のお陰で出血を伴うことがありました。今の病気の始まりはこの頃からだったんでしょうね。便秘症を甘く見ていました
1度目のがんが発覚する2年近く前から、近隣の痔の専門病院に通院しておりました。そこの診察は、診察台で横になって医師には背中を向けて待っている状態なので、診察室に入ってきて痔の診察と症状の話しは一応するのですが、顔を見たのは1度だけ。手術が必要で、2週間は入院が必要と言う説明を受けた時だけで、質問すると逆切れされました。それ以外は、診察が終わり身支度をするため振り返った時には、すでに次の診察室に移動し、他の方への診察の声が聞こえてくる有様。。。隣でも質問されたり、患者さんが話をすると、怒り出していました。自分ペースが崩されると怒って威嚇していたんでしょうね。必要な薬はいつも看護師が私に確認。ヤバイ病院だなぁと思いつつも、他に近隣では肛門科はないため通い続けたんですよ。
この頃は排便後に30分で効いていた軟膏坐薬が半日経っても痛みが治らない状態で、車に座っているのも辛く、片方のお尻を浮かせながら運転していました。出血もチョイチョあったのですが、医師から大腸検査を勧められたこともありません。結局医師は私の痔がガンに移行していたことを発見できなかった訳ですよ
知人に相談すると、大きな街の病院では日帰りで痔の手術ができる病院があるよ!と教えてくれたため、早速インターネットで検索。一番上にヒットしてきた病院が直腸と肛門の専門病院で、肛門機能を温存と書いていあり"ピン‼️"ときたため、直ぐに受診。この病院をA病院としますね。A病院の初診は2013年1月4日。この日は痔のうっ血と切れ痔の痛みが酷く、腫れを引かせる飲み薬と軟膏坐薬を処方され、1週間後の1月11日に手術の予約とその説明に同意し帰宅。
2013年1月11日手術当日。下半身麻酔をしうつ伏せの手術が始まり、ものの15分程で2つのイボ痔の切除と切れ痔を縫って完了。
その時医師が「1つはデコボコしてるので、念のため病理検査に出しておくね。」とサラリと言い放った。毎日何十件も肛門のイボを取っていると、患者のデリケートな気持ちに鈍感になっているんだろうなぁと思いつつも、もう少し患者の不安な気持ちを考えて欲しいと思ったわけですわ。
遠路はるばるやって来ており万が一、縫った糸が切れた時は大量出血の危険もあるため、1泊ではあるが人生2度目の入院を体験。207号室の4人部屋に入院。
翌日、すごくスッキリと大きな排便があり、看護師さんに見てもらい出血もないため無事退院決定。この時感じたのは、ウンチってこんなに立派に出るものなんだ〜と。その心の声が看護師さんの前で漏れてしまい、看護師さんは「そうだよ〜」と一緒に喜んでくれた良い看護師さんでした。
病理の結果は。。。
1週間後の勤務開始前に携帯電話がなり、直接担当した医師から慌てたように「悪性なので、早めに切除周辺の粘膜を広めに取らなければならない」と説明していた。要するに、イボだけ切除したので切ったところからがん細胞が飛び散っていたら大変ということでした。妙に私は冷静でその日の1日何の不安もなく、一緒に勤務していた同僚の方が同様
1度目のがんは直腸粘膜内がんで、一般的な細胞である『悪性腺腫』でした。ダガシカシ、私は近隣の医師を一応信じ、いわゆる『ぢ』だと思っていましから、排便後の出血や過度の痛みも全て痔からくるものだと信じ込み、疑いもしませんでした。2度と近隣医師には近づくことはないでしょう。
くわばらくわばら
闘病第1幕はここでおしまいです
闘病第2幕の予告です
A病院での2回目の手術、
直腸粘膜内がん拡大手術の巻
大量出血により、2泊3日の入院が7泊8日に延長
この時初めて、本当の意味での生きることの大切さ・有り難さ、なにより本当は私、長生きしたいと思っていることを知るのでした。。。。。
拡大手術は果たして無事成功なるか
※シビアな内容でもあるため、極力明るく元気が出るよう仕立てていきたいと思います。