運動靴と赤い金魚
今日は仕事が休みでした。疲れていたので家でのんびり~一時過ぎにテレビをつけたら…映画が放送されてました。『運動靴と赤い金魚』裕福ではない家庭での兄妹の日常を描いた映画。舞台はイラン。派手なアクションや演出はありません。ドキュメンタリーでもなく攻撃的な批判や悲観的な表現もありません。でも…イランの格差社会の現実は伝わってきます。妹のたった一足の靴をなくしてしまった兄。家が貧しいのでその事を両親に言い出せません。兄妹で話し合い兄のボロボロのたった一足の運動靴を二人で使うことにしました。妹の学校が終わってから兄は学校に行きます。午前と午後で運動靴を交代で使うのです。毎日、妹は学校が終わると兄との待ち合わせ場所へ一生懸命、走って向かいます。それでも、兄は毎日、遅刻です。ブカブカでボロボロの運動靴で悲しい思いを妹にさせてしまっている事を兄は気にします。そんな日々を過ごしていたある日。兄は地区のマラソン大会の三位の賞品が運動靴と知り参加する事を決意します。大会当日。会場には有名ブランドのスポーウェアやスニーカーを身に着けた裕福な子供がたくさんいます。そんな中、ボロボロの運動靴で兄は妹のために三位を目指し走るのでした……私が観る映画はいわゆる娯楽映画が殆どです。偶然、この映画を観る事がなければ観る事は無かったでしょう。ダラダラした休日に心に残る映画に出会えました。悲しい現実をいかにも的な表現ではなく淡々と描いた監督のメッセージが伝わるこの映画。皆さんも機会がございましたらご鑑賞くださいませ運動靴と赤い金魚 [DVD]/ミル=ファロク・ハシェミアン,バハレ・セデキ,アミル・ナージ ¥4,935 Amazon.co.jp