Web吟遊詩人のブログ

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リーダーとしての質って、何かな?って話で。


他人の心情に驚くほど無神経で、残酷というか傲慢になれる人間があなたの周りもいないかい?


他人に自分の価値観や考えを何ら疑うことなく平気で押しつけられる人ってのは大抵、強い思い込みに支配されてて自分がいかなる時も正しいという妄信をしてんだけど、人を使う立場の人間においてはそんな鈍感さが武器になる。


自分の価値観や考えを妄信して第三者へ押しつけて動かす我の強さがないとリーダーなんておさまらないけど、その中でも「薄っぺらい」「バカ」「頑固」「人の話をきかない」というような無能や勘違い野郎と評されるものが出てくる。


単純に優秀なリーダーか否かは、その人物が下す【意思決定の質】だと思うが、その意思決定は賢明か否かの質を分けるのは「どれだけ情報を吸い上げて受け止めた上で下されたものか」によると思う。


誰であろうと吸い上げられる情報が少なく偏ったものであれば正しい判断は出来ない。

ワンマンと評されるリーダーは総じて自分の世界観や価値観に確固たるものがあり、それを第三者へ啓蒙するモチベーションとエネルギーが強いわけだが、

その世界観や価値観の質次第で「思い込みの激しい頑固な独裁者(バカ)」と「リーダーシップのあるリーダー」との明暗を分けちゃう。

能力の足りない者は情報を現場から吸い上げる際に意図的あるいは無意識に情報を遮断したり、耳の痛い情報は目を向けないようにするから、《現場の人間も都合のいい情報しか上げなくなり本当のことを言わない》余計に情報が少なくなり、どんどん迷走するようなトンデモな命令や意思決定を下すようになる。


本人は正しい判断をしてるつもりなのさ。
だってそんな情報しか上がってこないし、処理できないんだもの。

優秀じゃない人間が他人を動かすリーダーを務めなりゃならん時はそうやって自分の精神状態を守るためにどんどん情報感度を鈍くしてって、心に壁を作るしかないのさ。

その過程で一緒に働く仲間や周りの人間の心情への感度も鈍らせていき傲慢は加速する。


どんどん現実から乖離した思い込みで武装することで、学ぶ力も衰えていく。


逆に、能力のあるリーダーの意思決定はできるでけ多くの情報を受け止めて、それを礎にしてされている。

だから深く、説得力があり、正しい場合が多い。【合理的に】自分は正しいと判断しているからそれを第三者へ啓蒙する強さがある。反対意見も聞き入れ、それが正しければ修正する度量がある。

能力ない場合だと情報が多すぎると頭がパンクしちゃうし精神にかかる負荷も大きいからね。自己防衛で情報遮断しちゃうのさ。そして【感情的に】自分は正しいと思いこむから、批判や反対意見には感情論で防衛するし、とにかく怒る。

ある意味、そうやって心のバランスをとってるからリーダーって重役が務まる良い面もある。


まぁ、根拠はいずれにせよリーダーを務めるには自分の考えや世界観に第三者を跪かせるぐらいの強引さが必要。それが無くて、「人は他人さ、自由にやればいいさ」なんて考えの人にはなかなか強い営利追求組織はできないと思う。

優秀でもリーダー向いてないかも。


と、まぁ優秀じゃないワンマンリーダーは人を不幸にするって最近思っただけ。


では次の更新までサラバ☆