この映画は私の好きなデヴィッド・フィンチャー監督作品という事だけで見たいと思っただけでなく、ストーリー設定を聞いても気になってた映画。
出だしから予想外だったのは振り返りのストーリーだったという事。
その時点で主人公ベンジャミンバトンは今はいないんじゃないかと予想できてちょっとショックだった。
見終えて残るのは、じんわりした悲しさだった。
人と違ってもいいじゃんって励ます言葉はよくあるけど、これでもそう?やっぱり人と違うと悲しい事たくさんあるよ、と思った。
そして、友人も恋人も大切だけど、生きてく中で一番大切なのは家族。やっぱり家族。
家族の存在で初めて信頼を覚えて、愛情を覚えて、優しさを学ぶ。正義を学ぶ。
お母さんは正義を持って教育してた。自分の子供が可哀想だからって見方で物事を判断しなかった。
今更その凄さと重要さを感じてる。そのおかげで自分も物事の判断を正義は何かで測ることができるから。
ただ、正論ふりかざして何?って場面もある事を大人になって感じてきて、出しどころを考えないととも思うけど。
、、で、ベンジャミンバトン。
多分また見たい映画とは思わないけど、人生経験を積む事は大事だな、と映画の端端で思った。
10代のベンジャミンが売春宿でお金の価値を知ったって場面が、自分の中ではすごく響いた。
私は男性経験が本当に少ないから、他の女の人よりも感性とか妖艶さとか自分はまだ知らない部分がたくさんあるんだろうなと思う。
経験しない事が自分らしさだと思ってたけど、ちょっと寂しいなとも思う。
何をするのが正しくて、間違いなのか分からなくなるけど、やりたい事が正しさならばやりたいと思ったときに経験を積むのもいいのかな。
そんなことを感じた映画。
67点