目が覚めなくてもよかったのに、と思うくらい素敵な夢 ブログネタ:目が覚めなくてもよかったのに、と思うくらい素敵な夢 参加中
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僕は、スケスケの実を食べてカナヅチになった。
スケスケの実は、自分の体が透けると同時に、目に写る全てのものが透けてみえる
という能力だ。
といっても、ソフトオンデマンド的思考をもっていないので使い道がなかった。

ある日、新垣結衣が声をかけてきた。
「私、あなたの心を読めるの。ミエミエの実を食べたからね」
じゃあ、読んでみろよ。僕はさらっと言う。
「私の裸、見たいと思ってるでしょ」
えっ、別に見たくねーよ。といいつつ、能力を発動する僕。
ソフトオンデマンド的思考がないのは嘘である。
やはり、男である以上、隠してあるものを見たくなる。
そう視覚的な刺激を常に求めているのだ。
しかし、裸というのは想像するから、楽しいのであり、
実際に見てしまうと幻滅するものでもある。
なので、半見えくらいが丁度良い。

僕はスケスケの実を使うと、慣れていないせいかガッキーの
透けすぎて骨だけが写った。
やばい、練習するべきだった。
この能力を使いこなすのには時間がかかりそうだな、なんて呑気な
ことは言ってられない。夢だって気づいているだらだ。
だって、ガッキーがまず僕に声をかけてくるはずないだろ。
だからタイムリミットはなかった。ここで悪魔のささやきがあった。
夢だと知ってるなら襲えば良いではないか。
その考えていることを読まれたのか、「イヤらしいな、私帰るね」って言われた。
世はまさに大後悔時代である。