ヨッチ(背番号2)のブログ -2ページ目

ヨッチ(背番号2)のブログ

自分の思った事や感じた事を素直に書いてます。

尚、現役のサッカー選手の皆さんについてはあえて愛称のみで(すべてのみなさんにリスペクトする意味で)書かせて頂きました。

皆様、お久しぶりです♪ お元気でしたか?


ずいぶんとご無沙汰してましたがお陰様で元気に過ごしておりました😊


コロナでの自粛やマスク生活にすっかり慣らされ

出来なくなった事や新たに大切に思うようになった事を感じながらそれなりな毎日を送ってます。


今回は想いが溢れ出て収束のつかなかった2年前の今頃の事を思い出しながら綴りたいと思います。

そう、書かなければと思いながら書けなかった宿題です。



それでは、時を戻そう



2年前の今頃、花組東京公演真っ盛りでした。

言うまでもなく我がご贔屓様の宝塚退団公演です。


お芝居は 「A fairy tale 青い薔薇の精」


イギリスの田舎町のとあるお屋敷に暮らす夢みがちな少女シャーロットとお庭に咲き誇る白薔薇の妖精エリュの恋物語


よく手入れされた美しいお庭で夏至の日に出会った2人はやがてシャーロットの成長と共に恋に落ちます。



乳歯が生え替わって大人になった人間には忘却の粉をふりかけ妖精との記憶を消してしまわなければならない妖精界の掟


シャーロットの記憶から自分が消え去る辛さからエリュが掟を破ってしまった為にこの世には存在しない青い薔薇とされてしまったエリュや仲間の妖精達、そしてシャーロットに起こるさまざまな不幸。



今まで舞台の真ん中に立ち物語の全てを自分で回してきた主演男役の最後の舞台は正直私達の期待するものとは違いました…




なんなん?


男役に命かけてきたのに最後は妖精さん??


まあ、持ち味っちゃ持ち味ですけども



エリュは大人の人間には目に見えない妖精

真ん中で繰り広げられる人間界の人たちの様子を傍観するしかないお役…



けどね…何度も通ううちにこの物語のそこかしこ、いや全ての登場人物の歌やセリフに込められた愛がたまらなく愛おしいと思えたのですよ…



『今この時、この一瞬を魔法の粉で止められたら…』


エリュの想い、そして男役としてのご贔屓様をこれで見納めなくてはならないファンの願望



でも無常にも時は流れていく…



年を経てすっかり老女となったシャーロットはエリュと再会して言います。



色んな事があった。

いっそ貴方と出会わなければと思ったこともある。

でも時を重ね貴方と過ごした時間が遠くなればなるほどそれがどんなに大切な物かわかった。

私の心の中にはずっと貴方がいた。


だから、生きてこられた。 大好きよ エリュ!




シャーロットとの再会に尽力をつくし荒れ果てた庭を蘇らせエリュと心を通わせて自身も植物学者として覚醒したハーヴィ  


ハーヴィの義理の父でシャーロットの愛する庭を育てた庭師のニック


妖精に対して現実主義者のやり手社長のオズワルド


エリュと共に荒れ果てた庭に深い霧の夜にしか居場所の無くなった妖精達


今まで一緒に舞台を作ってきたお仲間のお芝居にゆったりと身を任せる安心しきったご贔屓様が印象的でした。



産業革命真っ只中のイギリスを舞台に環境問題を絡め人は一人では生きていけない、それは自然の有るとあらゆる生き物も含めて


お互い支え合い誰かの為に生きていく。


貴女と出会えて良かった。

共有した時間を心の宝物にこれからも生きていこう。


そんな気持ちになるお芝居でした。


千秋楽は前日までの予報を覆し晴れ間も見えるお天気で晴れ男役の本領を発揮したご贔屓様


翌日の朝は関東地方は深ーい霧に包まれまるでエリュがそこに佇んでいてまた会えるのではないかと思わせて感慨深い朝でした。





ショーは 『レビューロマン シャルム!』


真夜中のパリの地下には誰も知らない別の世界がある


こちらはもう色んなご贔屓様を観たいだろ?

っていうショーでした。



怪しい魅力に溢れたシャルム←みんな大好き黒みりお

スーツにハットの男役群舞 

テール+🎀で肩かけマントの軍服の華やかな中づめ

白の衣装で組子全員と踊るナンバー

可愛らしい研17のパフスリーブでの娘役さんと1人1人との絡みからのデュエットダンス


そして黒燕尾からのソロ


お芝居、ショー共に初舞台の時にご一緒だった先生で特にショーではご贔屓様トップ就任して初のショーでも演出してくれた方


その時は門出と言うことでご贔屓様の爽やかさ←言うて白みりお を意識して白い手羽で翼を作った演出を今回はこれだけご贔屓様も組も成長したと言うことで黒手羽で翼使ってましたー


組子のみんなの真ん中を見つめる目がなんとも凄くてあと少しの時間ちょっとでも学んでいこうという熱気が…そこがとても嬉しかったです。


黒燕尾、まずはご贔屓様を迎える前に全ての男役に1人1人違うフリがついています。

そして正面を向き全員で手を差し出し何かを掴みそっと懐にしまうのですが


振り付けの先生から


みりおとの思い出を大事にそっとしまって、胸に刻んで送り出そうとお話があったそうです😭


みんな大事そーに胸にしまってましたね…

全員の場面はこれまで演じてきた役柄をイメージした振り付けになってました。

そしてお客様、劇場にお礼とお別れを告げ


最後のソロはケサラ


♪ケサラケサラケサラ 

僕たちの人生は

悲しみ痛み笑顔で隠して歌い続けることさ


♪ケサラケサラケサラ

僕たちの人生は

希望の歌を歌いながら明日を信じて生きよう

明日を信じて生きよう


と歌い上げて


パレードでは


貴女に呪文をかけよう、決して離れないように…


はい、毎回呪文にかけられて参りました🎵



客席には毎回たくさんの先輩方が見に来てくださってよく頑張ったね、花組をこんなに素敵な組にしてくれてありがとうと嬉しいお言葉をかけてくれたようです



さよならショーも楽しくて退団のご挨拶も楽しくて


もちろん千秋楽は劇場での観劇はかなわずでしたが近くの映画館でライヴュしてお見送りは末端ですが劇場前の列に加わりきちんとお別れしてきました❗️



ご贔屓様と出会って最初に誓った何箇条は、はい全て破りました🤣

でもおかげでとても素晴らしい思い出がたっくさん出来たのでまったく悔いなど有りません❗️













推しは推せるうちに推せ‼️



あー宿題終わったぁ🤣


にしても長い記事だな…



それではおやすみさい💕