体の胸から上の整膚のやり方です。Aの斜線の部分をBの1か2にの手の形でまんべんなく整膚していきます。片側一分半、両方で三分を目安にするといいでしょう。その際右側をやる時には少し顔を左にまわした位置でやるとやりやすいです。もちろん両手を使い、いっぺんにやってもいいでしょう。首の部分は唾液を出やすくして免疫力を高めたり、①の部分はじんげいという特に血圧を下げるのに有効と言われているツボがありますので大事なところです。位置は太い筋肉(胸鎖乳突筋)あたりの血管がドックンというあたりです。ここは指圧などでもあまり強く押すのは危険です。整膚でもあまり強くやるのはよくないです。顔の部分では耳の部分は耳たぶをつまみ軽く引っ張る感じです。それぞれに効果は期待できます。顔全体としては美容効果もあります。


さらに整膚ではありませんが、やはり年齢により嚥下障害になる傾向があります。餅を喉に詰まらせやすくなることもあるわけですね。それには整膚の他に喉の筋肉を鍛えることも重要です。簡単な筋肉ケアの方法として、Cのように手をあごの下につけ、あごは下に力を入れ逆に手は上に力をいれ7秒ほど拮抗させてから力をぬきます。

次に胸の部分の整膚です。Aの斜線部分、AのAはちゅうふ、うんもんなど呼吸器に有効なツボ、これらはBの手の形でつかむ感じです。この形だと服の上からでも十分につまめます。ただし力が入り過ぎやすいのでつかむ力を加減することです。Cは鎖骨の下くぼんだところ、てんとつというツボがあります。てんとつは咳を鎮めたり喘息などにも効果があると言われています。そこは親指を中に入れて引っ張る感じがいいでしょう。病気予防のため、免疫力をつけるため、若さを維持するためなどでこのような整膚を毎日少しでもやることは、一つの有効な方法だと思います。顔の美容については、結構高価格で、例えばある材質の器具で顔をなぞるとシワシミ老化に効果的。あるいは「これ一本でOK」みたいな万能乳液が販売されて、よく使用前後の比較を示し宣伝されてますが、それはそれでいいとは思いますが、整膚で顔のケアをすることの方が大事なような気がします。

それと頸椎などへのアプローチとしては上図のように手首を返して親指を首横の太い筋肉(胸鎖乳突筋)前側にあて他の指と合わせて何ヶ所かを整膚するといいでしょう。頚椎症などの予防治療になります。また首の疾患の原因というのはすり減ったりとげのようなものが出来たり骨が変位したりとあるのですが、整膚はそれらに効果があると考えられます。どういうことかと言いますと人間の組織には復元できるものできないものがあると言われています。従来から復元出来ないと言われている組織でも実際には復元していることもあるのです。つまり人間には復活したり変位したものでも自然治癒力によってもとに戻るという可能性は多いにあるということなのです。整膚によってそれを引き出すわけです。またよく骨が変位した場合に力を入れてそちらの方向にもっていく手技がありますが、本当に見た目、あるいは触診などで判断していいのか。多いに疑問があると思うのです。