なんだかすっかり間が空いてしまいましたが・・・・
みなさまごきげんよう
紫椎ですよ
さてさてさて
長い事更新お休みしていたぶん、ちゃっちゃっと記事書いちゃおう!と思いまーす
では、まずは完結していない、ドロシーちゃん物語の最終話から書こうかな
物語を最初から読みたい方は、↓のリンクを踏んでくださいね
●紫椎の母
●母の生き様
では、最終話
、「母がもっとも美しかったころ。」の始まり始まり
夫2と結婚してから10年を迎えようとしていた頃。
ドロシーちゃんの前を、再び大きな試練が立ち塞がります。
夫2の借金が膨れ上がり、とうとう・・・自己破産。
クレジットカード、闇金、ドロシーちゃんの両親への借金、友人・知人への借金・・・総額600万余り。
それでも、夫2の両親への毎月の仕送りは滞ることなく行われていました。
自己破産する事が決まってから、夫2はそれまで禁止していた、或る事をドロシーちゃんに許します。
それは、「働く」ということ。
束縛が強く、家に閉じ込めていないと満足できなかった夫2ですが、自己破産が決まってからはこんな事を言うようになっていたのです。
「お前が働いた分で車を買って旅行に行って、これまで借金で苦しんだ分、みんなで楽しもう」
ここまで来ると、もう笑いしか出て来ないですね~。
借金作ったのは何処の誰のせいだ?(笑)
ドロシーちゃん、ほんとに男を見る目が無かったんです。。。
自分一人では価値がない、自分一人では何も出来ない、夫2との結婚生活の間にそう洗脳されたドロシーちゃんは、命じられるがままに仕事を始めます。
しかも、その仕事とは、水商売。
つまり、ドロシーちゃんはホステスになったのでした。
最初は、週に2日~3日の出勤でした。
しかし、ドロシーちゃんがお金を稼いでくるようになってからの夫2は、「自分が頑張らなくてもお金が手に入る」事に味をしめ、仕事を休んだりサボったりするようになりました。
当然、収入は激減。
収入に余裕を持たせるために開始した水商売が、いつのまにか生活費の大部分を支えるようになってしまいました。
そのため、ドロシーちゃんは、アルバイトではなく「レギュラー」に変わりました。
レギュラーとは、毎日出勤するホステスの事で、つまり・・・水商売を本職にしている人を指します。
☆紫椎もホステス経験があるので少しだけ解説しますね。
ホステスの世界では、アルバイトの場合は出勤時間を選べたりノルマが無かったりする反面、ドリンクバックや同伴料金などのオプション収入が無かったり少なかったりします
その点、レギュラーホステスはドリンクバックや同伴料、指名料などが保証されていたり優遇されたりという利点があります
・・・が、勤務時間は基本的にオープンからラスト迄ですし、ノルマが多く、ノルマクリアの条件も厳しい事が多いのです
つまり、バイトは気楽に働ける分、実入りが少ない為たくさん稼ごうと思うと大変
ですが、レギュラー(本職)は様々な厳しい条件がある事で、稼ごうと思えばいくらでも稼げる
んですね(‐^▽^‐)
但し
客あしらいが下手だったりホステス初心者がいきなりレギュラーとして入店すると・・・、稼ぐどころかペナルティ等を引かれてバイトより収入が少なくなったりもするんです
ペナルティというのは、お店によって基準が違うのですが、大体は「遅刻」「無断欠勤」「ノルマをクリアできない」「黒服(お店の男性スタッフ)との恋愛」等の行為にペナルティが発生します)レギュラー、つまり本職ホステスになったドロシーちゃん。
バイトの頃よりもノルマが増え、同伴やアフター等にも行かざるをえなくなります。
徐々に、私生活の時間が削られて行くようになりました。
子供を置いて、お客さんと早い時間から同伴デートに行ったり、
子供達が学校に行ってから、ようやく帰宅したり、
1日の大半を二日酔い状態で過ごし、家の中の仕事を何も出来ないまま仕事に行ったり・・・・。
ドロシーちゃんの生活は乱れに乱れていました。
それでも、紫椎はそんなドロシーちゃんの姿を見るのが、楽しみの一つだったのです。
それは何故か?
理由は単純明快です。
これまでのどんな時よりも、この頃のドロシーちゃんは美しかったんです。生き生きと、まさに生きる喜びに溢れていて、かつて見た事がない程に輝いていたんです。
ドロシーちゃんに、一体何が起こっていたのでしょう?
実は、この頃、夫2によって植え付けられていたドロシーちゃんの価値観を、お店のお客様方が塗り替えてくださったのでした。
冷静な視点で夫2を分析してくださり、ドロシーちゃんに新しい生活を勧め、ドロシーちゃんが「一人で何もできない」人間ではないこと、「一人では何の価値もない」人間ではないこと、「女は卑しいイキモノ」ではないこと、外に飛び出す力は誰にでも備わっていること・・・・ドロシーちゃんが自我を取り戻すために、根気よく丁寧に教えてくださっていたのでした。
10年という歳月によって洗脳されてきた呪縛が一本一本解かれて行く様子を、紫椎は間近で見ていたのです。
しかし、どんどん美しくなり、以前よりも積極的になってきたドロシーちゃんを見て、夫2は面白くありません。
しかも、家計までもがドロシーちゃんの稼ぎによって支えられているのですから、「女は卑しくて下等な生き物」だと信じ込んでいる夫2の男としてのプライドもズタズタ。
そんな夫2を密かに慕っていた女・・・仮にエミリーとでもしておきましょうか・・・が、夫2にこんな告げ口をします。
「ドロシーはお客と浮気しているの。私、会ったことあるわよ」
エミリーは、ドロシーちゃんの従妹だったのですが、エミリーの母がドロシーちゃんを溺愛していた為、ドロシーちゃんに対して昔から対抗心を燃やしていたのです。
結婚願望が強く、それでいて自分から出会いの場に出向こうとしないエミリーに「誰か紹介して」と頼まれたドロシーちゃんは、自分のお客様の中でとても好条件の男性を推薦し、二人を誘って食事会を開いたのですが、もともとネガティブで人見知りなエミリーが男性に対して大変失礼な態度をとってしまい、男性とエミリーは結局上手く行かなかったのです。
それを逆恨みしたエミリーが、
「彼はドロシーが好きなんだわ。ドロシーはそれを知っててわざと私に紹介したのね、嫌な女

」
と妄想を暴走させ、夫2に告げ口してしまったという、こういう経緯があったのです。
そんな経緯も知らずに、ドロシーちゃんの浮気情報をgetしたバカ男は、出刃包丁を持って、ドロシーちゃんの働くお店に乗り込みました。
警察を呼んでの大騒ぎとなったものの、なんとか怪我人は出さず、夫2は犯罪者にはならずにドロシーちゃんを連れて帰宅。
憤慨したドロシーちゃんは、この時、ようやく夫2と離婚する決意を固めたのでした。
離婚を決意した矢先に、ドロシーちゃんの最愛の母(紫椎の祖母)が他界。
この事が、更にドロシーちゃんを離婚へと走らせます。
「もう私の母はいない。でも、私は子供達の母親なんだから、この地獄から出なくちゃいけない」
ドロシーちゃんは、そんな事を思いました。
離婚を決意し、ホステスを卒業して、ドロシーちゃんは外資系企業に就職。
半年ほどで100万前後の貯金を作り、離婚しました。
現在は、ホステス時代に懇意にしていたお客様の一人と結婚生活を送っています。
(つまり、紫椎の現在の父親は、ドロシーちゃんの元お客様なのですよ)
10代後半から、ずーーーーーっとダメ男の元で苦労してきたドロシーちゃんは、やっと「普通の」男性に巡り会い、夫1、2の時代では考えられないくらいに自信を持ち、夫3をコントロールしつつ幸せな生活を営んでいるのでした

おしまい。ヾ(@^(∞)^@)ノ
離婚する間際のゴタゴタとか、離婚してからのゴタゴタとか、ドロシーちゃんに引き取られた私と夫2に引き取られた妹弟とのスパイのような生活とか、夫2の離婚後のストーカー事件など、色々と書きたい事はあるのですが
それを書いて行くと、このブログがドロシーちゃん物語でいっぱいになってしまうので、この辺にしておきますね
機会がありましたら、またドロシーちゃんネタを書こうと思います
お付き合いいただきましてありがとうございました